なぜか上だけに網状の・・・
今日はカーテン工事でした。取り付けた場所は公共の施設。お子さん達が放課後に集まってくるような施設です。
天井にカーテンレールを固定。
このスペースは具合が悪くなったお子さんをお布団の上で寝かせてあげられる間仕切りスペースとして利用するそうです。
カーテンを吊りました。でも、チョット待って下さい!上の部分がなんだか透けて見えているような気がしませんか?
実はこれ!消防署からの指導でこうなっています。一体どういう事?答えは・・・
①天井から完全に仕切られたスペースで万が一火事が起こった時に気づかない。
②煙がその間仕切りスペースに充満してしまい逃げ遅れてしまう。
③万が一の場合に、発見を遅らせないためにカーテンの上部を網目状の生地で作成すること。
こういった事が理由になっています。
今回はあとひと工夫加えられています。それが、カーテンを束ねておくための『タッセル』と呼ばれる部分です。
ご覧いただいてわかるように、タッセルの両端にはマジックテープが貼られています。そしてカーテン生地に片方が縫い付けられています。
コレにも理由があります!その答えは・・・
①いたずらっ子のお子さんがどこかへタッセルを持って行ってしまうことを防ぐ。
②クリーニングした時にどこの部屋のどの窓のタッセルかを判断する手間がない。
まぁ、正直、一番の対策はお子さんのいたずらに対してですね(笑)
寄せた時にもスッキリと収まっています。こんなカーテンの縫製の仕方もあります。
あまり見かけることもないと思ったので、今回ご紹介させていただきました。
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