腐っちまった?
先日とあるお客様から・・・『畳が腐っちゃったよ~。ふかふかして気持ち悪いぃ~』とのご連絡をいただいたお宅の工事報告です。
調査したところ、畳が腐ってしまったわけではなく、畳の下の床板が経年劣化でボロボロになり、畳を踏んだ時に下がったりしていたために、お施主様は
『畳が腐っちまった!』になった訳です。
ひとまず畳を全て上げて床板のチェック!
最初から分かっていた箇所以外の床板もかなり弱っている状態でした。
この写真をご覧いただければ分かりますが、板が剥離している状態。20年以上経ったお宅ではこのようなケースも多々あります。
湿気の多い土地にもよく見受けられる現象。ただし、近年の住宅は、このお施主様のお宅とは異なり、全て床下がコンクリートで固められているので、湿気が立ち上がってくると言うことは先ず無くなってきているのが現状です。
新しい床板を全てに張り直し、元の畳を敷き込みました。
お施主様が一言。
『あら!やだ!畳が腐ってたと思ってたけど下の板だっのね。ホント!ふかふかしないわね。畳の下のことなんて、素人には全く分からないよ。ありがとうね(^^)』
畳が腐った事件は無事に終演を迎えました(笑)
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