本日の魂の施工は・・・。

あきぽぴ

2009年12月12日 19:12

今日は、富士山の雪がまたすぐに溶けてしまうのではないかと思っちゃうくらい、1日中暖かかった方ですね。
お昼ご飯明けが眠かったこと!小鳥のさえずりがとても心地よく聞こえました(^^ゞ

さて、本日も魂の施工報告です。場所は富士市某所。本日の施工は玄関、トイレ、お風呂場をはじめ、階段室などへも設置しました。



こちらは玄関。
いつものように、出入りするまでの間を横型、立ち座りの転倒防止のために縦型になるように連続した形のL型タイプで施工をしました。



トイレです。取り付けたのはL型と横型の2箇所です。

横型は、少し段差のある廊下からトイレ内へ入る時に転倒しないようにするための補助。

そしてL型は便座に座った時に立ちやすくするために取り付けたもの。

今回、ご利用者様が小柄だったこともあり、横型の取り付け高さは通常よりも若干低めで施工しました。



こちらは廊下から脱衣室、脱衣室から浴室までの横型手すりです。

浴室まで同じ高さの手すりを取り付けることで、移動も安全になりますし、脱衣場などでは、手すりに掴まった状態で体を拭いてあげることが容易に出来るようになります。

被介護者、介護提供者・・・双方にとって利便性・安全性の高い配置といえます。



浴室内の手すり。

浴槽から立ち上がるきっかけ補助としての横型と、段差のある出入り口での転倒防止を防ぐための縦型手すりです。

ご利用者様は比較的握力があるということから、最初は浴槽の奥手右側にL型を!というご提案もしたのですが、今のところは必要ないとのご利用者様からのご返答があったために、奥手正面の横型のみとなりました。



階段室への手すり取り付けです。あとから取り付ける場合は、新築工事の時と異なり、しっかりと柱の位置確認をしながらの施工となるので、時間と手間が掛かります。



今回は2箇所折り返しのあるまわり階段であったので、チョット面白い便利な金物を使いました。



『入り隅用ブラケット』と呼ばれています。



この金物を利用することにより、画期的に作業時間が短縮できると同時に、手すりの連続性(上へ伸びる手すりと下から伸びてくる手すり)が途切れることなく角度調整も上手くいので助かるんですよ(^_^;)

★☆★ 施工後記 ★☆★

本日のご利用者様のご家族は、常に私の後ろに立って作業内容をジィ~ッと見つめられていました(大汗)
しかも、作業が終わった箇所からすぐに手で触り、高さや位置関係をチェック!

とても繊細なご利用者様のご家族でしたが、今思い返せば、それは自分の家族を守るための手すりだから、しっかりしていなくては困る!という気持ちからそうさせている自然な行動ではなかったのではないか?と思えました

というのも、作業終了時のご利用者様をはじめ、ご家族様が非常にご満悦な笑顔で『お疲れさま!』といっていただき、手を振って私を送り出して下さったからです。


『魂の施工』は本日も確実にご利用者様に認めていただけたようです。
ホットしました(^ヘ^)v


年内もあと僅かとなりました。残すところ実働期間は2週間弱。この期間にもまだ数件の工事が予定されています。
『誠意・まごこころ・感謝』の気持ちを忘れることなく、ご利用者様のためになる魂の施工を年末ギリギリまで頑張ります!

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