浴室を安全に!
今日の魂の施工は浴室内部中心でした。
タイルの浴室壁・・・(^_^;)
古いお宅だと、下穴をあける処理の時点でタイルが『ぱり~ん!』なんてこともあるので、いつも気を遣います(汗)
ドリルで穴をあけるので、ご利用者様のお宅をなるべく汚さないようにするためにしっかり!ガッチリ!養生をします。
小さく見えているポチッとしたものがあとからビス固定する為の穴です。
ここから既存の壁の中に水が浸水しないようにするために、バッチリ!防水処理をします。
こうすることで、壁内の結露も防ぐ役目も同時に可能だからです(^^;
どうでしょう? こんな感じにコーキング処理をします。
手すりを固定するためのベース金物までが取り付け完了。
完成した様子がこちら(^.^)
今回のポイントは・・・動線重視!ってところでしょうか。
先ず、脱衣室から浴室に入ってすぐの場所に掴まる場所を設けてあります。
ご利用者様は、脳梗塞でお倒れになり、左半身にうまくチカラが伝わりません。
ゆえに、入る時の転倒を防ぐために短い部分ですが、手すりを設置してあります。
違う面の浴槽にそって横型に手すりをはわせてあるのも、安全に浴槽に入る為の補助としてです(^ヘ^)v
L型の手すりは浴槽から立ち上がる時がメインの使い道。
なるべく壁面の有効幅や高さを生かした長さで取り付けをしてあります。
こうすることで、取り付け面が違っていても手を離してからすぐにつかむまでの距離が短くて済むので、転倒防止に役立ちます。
本日も、ご利用者様が施工後に早速チェック!自分にとっては一番ドキドキのシーンです。掴まりながら、お風呂にはいる時のシミュレーションをなさいました。
そして一言・・・『バッチリだね!(笑)』
本日も笑顔をいただくことができました(^^ゞ 魂の施工・・・本日もご利用者様のお役に立てたことをうれしく思います。
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