今年最初の手すり工事です。
今日は本当に寒かったですね。風も吹いていたし・・・。
施工していた場所には1日中日光が当たらなかったので、体が芯から冷えてしまいました(泣)
浴室内部です。何本も同じような縦型が付いていますね。これには訳があります。
こちらのご利用者様、先ず、身長がとても低いです。さらに、足が既にチョコチョコ歩きに近い状態。
手すりがない時は、浴室内の椅子から立ち上がるのにも苦労し、湯船につかろうとする時は蛇口に手を置いてまたぎながら入浴していたとのこと。とても危険!
蛇口などをつかんで入るような場合は特にその危険度は顕著です。クルッ!と蛇口がまわりでもしたら体重が掛けられているので、そのまま頭から湯船に落ちていってしまうことが考えられます。
浴槽ふちにも手すりを配置しました。
これは、湯船から出てくる時に丁度良い高さを優先しています。
玄関です。
向かって左側にはご利用者様がよく出かける道路へ通じています。
右側はご自宅のお庭へ通じています。
どちらへお出かけになる時でも対応できるようにするために、玄関の両サイドへ配置しました。
壁から2本横が伸びているウチの下側は『振れ止め』といって手すりの補強を兼ねています。
体重が掛かる部分ですから、グラグラしていては恐怖心が湧いちゃいますからね(^^)
お庭側です。
こちらは、左側と少し異なり、玄関ポーチが右側に大きく出ている分を多少L型に変形させてから道路側に手すりをのばしてあります。
こうすることによって、玄関ポーチ部分のデッドスペースも少なくて済み、かつ、なるべくお庭へ安全に(移動距離も短く)降りられるようになるので、一石二鳥といえます。
恒例のお施主様チェック!新年早々の施工で「そそう」が無かったかどうか心配でしたが・・・。
『寒い中ご苦労さん!高さも丁度良いよ!』と言っていただけました。ホッ!
今年の『魂の施工』も順調に滑り出せたようです(^_^;)