浴室内に魂の施工
以前介護ショップAさんのお仕事でお邪魔したお宅で追加工事のご依頼です。
脳の手術をしてから、左半身が不自由になってしまったご利用者様。一生懸命リハビリ生活の毎日だそうです。
本日のご依頼は浴室内と脱衣室内に横型手すりを取り付けて欲しいという内容でした。
こちらは脱衣室。
写真手前が廊下。奥が浴室です。ココに付けた理由は当然のことながら浴室にはいるまでの転倒防止ですが、一方で、ご家族様にとっては、お風呂上がりや入浴前の着替えをご利用者様にしていただく時のつかまり立ちにも利用できるから・・・という考え方もあります。
養生は本日も万全にさせていただきました。
ご利用者様によっては、昼間在宅でのデーサービスを利用される方も多いので、浴室内を汚してしまっては大変なことになるからです(^.^)
取付完了後はこんな感じ。
写真右側の壁には以前施工した手すりが付いています。
本日取り付けた手すりは通常よりもかなり高い位置に付いています。それは、ご利用者様の身体理由からのものです。
浴槽に入る時に思うような体の回転やねじりを出来ない。でも、どこかへ掴まっていないと足を上げることもままならない。
リハビリでなんとかよくなってきた体の動きを、浴槽ふちに取り付けられている赤い固定式の手すりと抱き合わせて上手に利用して入るには、体をかがめる前にも転倒の恐れがあるため、ほんの僅かな長さですが、横型の手すりが必要となったようです。
長さは40センチ程度でした。健常者ならば何ともない移動距離です。でも、体のご不自由な方にとっては、その40センチにが2倍・3倍にも感じられるのかも知れませんね。
来週もすでに2件の工事が予定されています。
安心・安全・快適な住空間のお手伝いをするため、また頑張ります(^ヘ^)v
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