廊下の段差解消
昨日ご報告が出来なかった廊下の段差解消工事のご報告です(笑)
こちらのお宅は、廊下とお部屋の段差が、1センチ5ミリありました。
昨日もご報告した通り、ご利用者様は非常に足が悪いです。屋外、屋内関係なく杖を突かないといけない状態。短い移動の時は這って行かれることもしばしば。
転倒しては危ないということから今回の工事となりました。
施工前はこんな感じの廊下でした。
但し、年数の経っているお宅だったので、一部の床のショウが抜けている箇所が何ヶ所もありました。そこで先ずは、そのヘコヘコしている危険箇所から直すことから開始しました。
一番多く見られたヘコヘコ箇所は、各それぞれのお部屋の出入り口の部分でした。これはトイレと脱衣室入り口の前。一番踏み込む場所かもしれませんね。
今回の段差解消工事の一番の難所。
廊下部分から階段の数段が始まっていたために、この箇所の処理には非常に時間と神経を費やしました。
白っぽく見えているのは、15ミリという段差を解消させるための調整に使ったベニヤです。今回はフローリング材が12ミリでしたので、使用したベニヤは3ミリのものです。
でも、作業ヘルプ部隊は優秀な部隊(笑)ですから、このように綺麗な仕上げをしてくれました。ありがたいです(ペコリ)
段差を解消した後の廊下はこうなりました。
フローリング仕上げ材は桜の木を使ったもの(決して高いフローリング材ではないですよ。あくまでデザイン的なものです)
明るく、柔らかなイメージに仕上がりました。
恒例のご利用者様&ご家族チェック!
昨日のブログにも書きましたが、開口一番は・・・『あれまっ!こりゃ便利になったね!』でした。
お宅の中へ上がるなり、ご自分のお部屋までスルスル~っと洋服を滑らせながら這って移動されていきました。
ご家族様は『やだよぉ~、ごめんなさいねぇ~』と恥ずかしそうにされていましたが、『綺麗に施工して下さって、ありがとう御座いました。まぁまぁ、お茶でも!』なんていう具合でした(笑)
久々に笑いがあふれる工事後のお引き渡し風景となりました。そして、ほっこりした瞬間を味わいました(^-^)
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