下駄箱にも安全対策
今日は普段取り付けそうもない場所への手すり工事を行いました。
それは玄関の下駄箱!
足がご不自由なご利用者様。普段の玄関の移動はいつもこの下駄箱へ手を着かれていたようですが、何度も転びそうになっていたと言うことでした。
反対側の壁は?・・・と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はこのお宅の玄関の反対側の壁・・・物置にはいるための扉が付いているために手すりを配置することが出来ない箇所でした。
安全に握っていただくために、下駄箱よりも若干前に棒が来るように金具位置を設定しました。
普段はこういう取付け方をするための金具ではないのですが、応用編とも言うべき方法ですね。
浴室の中です。今はやりのユニットバスです。新築して間もないお宅だったのですが、どこにも手すりが付いていませんでした。
健常者であっても、濡れた手で壁を触ると『つるっ!』となって大変危険!これを回避するためにシャワーまでの動線と、浴槽へ入る時と出る時に掴まりやすい位置に手すりを新設させていただきました。
ご家族様が一番心配されていたのは、取付後に水が壁の中に入らないかどうかのこと。
自分の施工中に何度となくご家族様がチェックしに来られましたが、このようにコーキング処理をしていますから大丈夫ですよ!と説明をしたらすぐにご安心下さいました。
今日はご利用者様チェックの前にご家族様チェックが何度となくある厳しいお宅でしたが、最終的には全てご納得していただき、『お疲れさん!うちにはドリンクこれしかないんだよ!』と言って『ローヤルゼリー入りのリポビタンD』を下さいました(笑)
関連記事