ひと工夫で便利になります
本日は午後から富士市内で魂の施工を実施してきました。
取付箇所は比較的少なかったのですが、現場調査時にご利用者様のご家族が希望された取付方法には特殊な内容があったので、チョット大変でした。
コレは仕上がった後の写真。何とも普通のL型手すりに見えますよね。でも、今回はチョットしたひと工夫が成されているんです。
ご利用者様のご家族が希望されていたのは、異なる壁面に取り付ける手すりを連続性のあるものにしたい!というもの。
本来、L型やT字型に取り付けるのは同じ壁面です。しかし、今回の内容はそうじゃない!すごく悩みました。
そこで、今回は、写真の中にあるように、先ずは違った壁面からRの効いた金具(持ち出し金具とでも言うのかな?)を取り付け、そこへ横型の手すりを連続させることにしました。
最初に何で悩んだかというと、手すりを取り付ける時の金具の壁からの寸法が特殊なタイプになればなるほど微妙に異なるため、同じ壁面ならなんの問題もなく取り付けられる箇所が難所になるケースがあるからです。
こちらは玄関の反対側の壁面。玄関に入ってきた時、登り専用で利用するためのものです。
前のL型は出かける時専用。横型になっているのは、椅子に座って靴を履いたりする時に便利にするためです。
恒例のご利用者様チェック!久しぶりにドキドキの瞬間です。
片手(左手)がご不自由なご利用者様。登り専用の縦型もうまく使えました。取り付け方法に苦戦したL型手すりもニコニコして使われました。正味1時間程度の工事でしたが、『ありがとうね!お疲れさま!』といってペットボトルのお茶を下さりました。
チョットしたひと工夫でご利用者様の生活が便利になる!今回、また新たに勉強することが出来ました(^。^)/
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