使ってみてから分かる事
先日手すり工事を行ったご利用者様から追加の工事依頼がありました。
当初想定していたよりもやはりあと少し、
もう後一歩分手すりを伸ばしてもらいたいとのご希望。
伺って、ご利用者様と話をしてみてわかったこと。
①玄関から柱を伝って歩いていくために最初は玄関脇の柱までスイッといけると判断していたのにいけなかった。
②物干しのデッキができたことで、脇の出入口へ行こうとする時に触っていられる場所が無かった。
③思っていた程場所を取るようなものではなかったので、長くしたい。
使ってみてからわかること、使わなければわからないこと・・・結構ありますよね!
施工前にも一応ご提案はしていたのですが、ゴリ押ししてみても仕方のないことなので実施していなかった工事。
やはり、重要なポイントはしっかりお伝えして行かなくては!と感じました。
さぁ、施工です!
先ず、前回取り付けた手すりを解体しました。我々の施工している商品は、
後からでも簡単に変更が可能なんです。
再度新しい金具を固定するために、玄関タイルへ穴を開けなくてはなりません。
そこで使うのが、この「コンクリートドリル」。右から順番に太くなって行きます。
3.5センチ、4.8センチ、6.0センチ・・・最終的な太さは8.5センチです。
最初から太い穴を開けようとしてもタイルにヒビが入ってしまったりしてしまうので、徐々に大きな穴にしていくんです。
新しく伸ばした部分と再接続。写真奥のデッキにも安全に手が届くようになりました。
変更後の全体像。玄関を出てから階段を下りてくるまでの部分が
より一層安全になりました。
ご利用者様チェックです・・・『やっぱり最初からこうしておきゃ良かったよ!あ〜、これで助かった!』
ご希望通りになった手すりを見てご満悦でした。
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