よつんばいで・・・
本日も、富士市内で『魂の施工』です。
本日のお宅のご利用者様は一人暮らし。右手にほとんど力が入りません。足しびれが出やすく、長くは立っていられない。そんな状況でした。
こちらは玄関。階段を登らないと玄関扉までたどり着きません。健常者であれば何ともない箇所ですが、その階段はむき出しで、転落の恐れも有りました。
そこで、
転落防止の意味も兼ねて、手すりを配置しました。
通常は玄関のポーチ部分へ金具を固定するのですが、今回は階段
側面部分で利用できる金具を取り付けて施工してみました。
こちらは玄関。写真の右側には外から来た時のための縦手すりが有るのですがそれは割愛!
降りる時を更に安全に!と言うことで、ステップ台へ乗り移る時の縦型と玄関ポーチへ降り進むための
手すりを斜め型で連結しました。
そして、
今までは階段を『よつんばい』で進んでいたというご利用者様。もっとスムーズな移動、転倒の防止も確保するために階段室へも手すりを配置しました。
この写真は登り口です。
こちらのお宅の階段は結構急勾配。そして、鉄骨造と言うこともあり、下地探しにも苦労しましたが、何とか取り付け完了。
上の階からの折口には、左側につかみ所をを設けてもご本人様の握る力が無いと言うことで、右側部分にこんな形の手すりを設置しました。
横に一本ある手すりの棒は『振れ止め』と呼ばれる手すり補強と共に、下から上がってきた時にもつかみやすくなるという一石二鳥効果が有ります!
さぁ、恒例のご利用者様チェック!
『階段が面白いように登っていけるね。降りる時もこれで安心だ!ありがとう!ありがとう!』
『外もいいね!前は落っこちそうになた事があったけど、これなら安心だ!』
とてもお気に召したご様子でした。よかったぁ~(=^。^=)
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