登るのも、降りるのも・・・
言いたくないけど、
毎日『あち~』ですよね(T-T)
本日は富士市内で「魂の施工」を実施してきました。
本日のご利用者様は、脳の手術をされ、左側の手や足が思うように動かず、現在も必死にリハビリ中でした。
ご自宅へ入るためには何段かある階段を登らなければいけないという過酷な条件。
右側しか力が入らないため、
杖を突きながらの階段の昇降は非常に危険なものとなっていました。
そこで、
登る時も、降りる時もどちらも右手でつかみやすくするために、階段の中心部分へ手すりを配置。
こうすることによって、(上の写真で考えると)
登る時は左側通行、降りる時は右側通行となり、今までよりもはるかに安全な移動が可能となりました。
こちらは玄関の上がり框部分。普通なら縦の棒をもう少し長くしなくちゃいけないのでは・・・?と思われた方も多いと思いますが、こちらのご利用者様の場合、動作確認をした折りにはほとんど上の方を掴まらないということが判明。
今回はこのような一見すると足らないんじゃ?と思うような逆L字型の手すりを付けました。
ご利用者様チェック!・・・と行きたいところでしたが、あいにくご本人様はデイケアサービスに外出中!ご家族様に確認していただきました。
『帰ってきたらビックリするだろうね。きっとこれで自分でも登り降りできるようになるよ。あんまり家から出たがらなかったけど、明日からはきっと、庭の花を見にくらいはしそうだ!ありがとうね!』・・・っとお言葉いただきました(=^。^=)
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