チョットしたことで・・・

あきぽぴ

2010年09月25日 16:28

昨日トイレ内部の壁を補修したお宅へ・・・。

本日は魂の施工に伺いました。

ご利用者様は、突然とある日に脳の病を患い、杖を遣いながらのよちよち歩きに近い移動。左手にはマヒが残る状態でした。



こちらが、転倒の原因になった場所。手すりを取り付けたのはホンの60センチ程度。

でも、この掴まりどころが有る無しではまったく安全性が違うのだと言うことに、取り付けていながらまた感じてしまいました。



このL型は、歩幅の小さなご利用者様が、既設の壁面に付いている便器脇の手すりにたどり着けるようにするためのもの。

ここでも、過去に手すりがないために転倒してしまったことがあったようです。

ほんのチョットの距離が命取りになることがあるんですね。



階段に付けたのは2階へ上がるための目的の他に、リハビリをするためにも利用する手すりとして取り付けられています。

今までは、転倒することがとても多く、外出も避けていたようです。この階段でリハビリの練習をすれば、きっと表にも出かけられるようになるはず!っとご家族様。

上りと下りでしっかりと右手で握れるようにするため、両側の壁面に取り付けました。

ご利用者様チェック!・・・ご利用者様もさることながら、ご家族様がお慶びになりました。トイレなどは特にそうでした。今まではしっかりと付き添わないと一人では危険だったエリアが、これからは安心エリアになりそうだと・・・。

体の状況によって、手すりの必要箇所は種々様々。起こりうる事態を目の当たりにした後の施工。とても勉強になりました。

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