玄関と浴室の安全対策

あきぽぴ

2011年06月01日 19:02

近頃、お遊び的なブログ更新となっていたためか、お知り合いの方から・・・『仕事してる?』って言われてしまいました(冷汗)

ちゃんとやっていますよぉ~(*^。^*)

本日は、つい先日お邪魔したお宅の施工報告です。



こちらのお宅、は以前にも介護ショップA様からのご依頼でお宅の中に手すりを配置させていただいているお宅です。


このときの工事は玄関先に砂利を引いたため、車いすでの移動を余儀なくされているご利用者様には外出時に問題が生じてしまう(車輪が埋まってしまい動けなくなる)という理由から、追加工事としてのご依頼でした。



先ずは、車を乗りつけて移動をスムーズに出来る範囲の砂利をどかして、土間打ちの準備。



型枠を設置後に、土間コンクリートを打ちしあげました。

写真では小さくなってしまっていますが、玄関から出てすぐの壁面から、コンクリート打ちしたスペースに掛けて、壁沿いに屋外用の手すりも配置してあります。

こうすることで、車いすからの移乗時に掴まる場所もでき、転倒の恐れが軽減されます。



続いては浴室内部の段差解消です。こちらのお宅は浴室の洗い場スペースが広い上に、脱衣場との段差が8センチ程度ありました。



そこで、以前にもご紹介したことのある『取り外し可能な樹脂製スノコ』をおきました。



壁が微妙に出っ張っている部分も加工して隙間がないように仕上げました。

こうすることによって、浴室内へ車いすごと入っていくことが可能になり、シャワーベンチへの移乗が楽になるとともに、介助者の方に掛かる負担も軽減されます。

色々な理由で色々な対応を迫られる介護保険の住宅改修工事。今回も色々と勉強させていただきました(^^)

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