魂の施工報告

あきぽぴ

2011年06月17日 18:29

本日は雨が降る予報でしたが、朝から曇り空・・・。これは行くしかない!ということで、2件のご利用者様宅へ伺いました。

1件目・・・。足のご不自由なご利用者様。室内では杖がなければ歩くことが困難。



こちらは、寝室としてご利用の和室からトイレと浴室方向へ伸びる廊下。

手前の手すりは30センチ程度しかありません。しかしながら、この30センチがあることによって、安全にトイレの扉を開けることができます(^^)

さらに、少し歩けばまた壁に横型の手すりにつかまることができ、安心して浴室までたどり着けるようになりました。



玄関扉をあけてすぐにつかまることができるようにした屋外手すり。健常者にはなんてこともない階段部分はご利用者様にとっては危険箇所!これを安全・安心な場所へ少しでも帰られるようにするために配置しました。



実は、こちらのお宅は目の前がすぐ道路という環境。本来であれば降りて最後の1歩分(約30~40センチ)は平坦な部分でつかむために伸ばしたかったのですが、往来する車に当たってしまう危険生があるという問題もあり、環境的に無理ということでこういうかたちになってしまいました。

しかしながら、施工後のご利用者様のお声からは『玄関が怖くなくなたよ(*^.^*)』といっていただけたので、良かったと思います。

2件目・・・。トイレ内と浴室内への手すり取付工事でした。



普段はシャワー椅子に座りながらのシャワー欲がメイン。しかし、段々と足に力が入りにくくなり、立ち上がることが困難になってしまわれました。

そこで、座った正面に縦型を配置することで、手の力を借りて立ち上がることができ、つかまり立ちしている間にご家族様が体を拭くこともできるようになりました。



こちらも立ち上がるときのことを考えた配置です。すでにレンタル商品で、便器脇に手すりが設置されていたのですが、垂直に立ち上がるにはやはり困難があったようです。

そこで、便器正面に横型を配置し、手を伸ばして引っ張る力で立ち上がる形式も移動手段に加えました。

ご利用者様チェック・・・と思ったのですが、デイサービスにお出かけということでしたので、最終チェックはまだ(汗)

でも、ご家族様からは『いや~、これで少しは一人でおトイレに行けるようになるはね』とのお言葉をいただいたので『また万が一問題があった場合はすぐに連絡を下さい』とお願いして現場を後にしました。

明日は介護ショップ様からのご依頼で、和式便所に手すりをつけてくる予定です。

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