駐車場から部屋内へ手すり配置 Part-2
さぁ、本日は昨日の続きです。屋内での『魂の施工』です(^^)
先ずは浴室。
一番転倒しやすいのは段差のある脱衣場との部分。今回はこの上り下り時の転倒を防ぐために手すりを設置しています。
そして、今回利用した手すりは普段のタイプとは若干異なり、『オフセット型』と呼ばれる壁から斜めに手すり金具が出ているタイプを利用しています。
これを付けることにより、
浴室内側からも、脱衣室側からも「スッ!」と手を差し入れることができ握りやすくなります(^^;)
次はおトイレ。
こちらのお宅、以前どちらかの業者様が付けたと思われる手すりが設置されていたのですが、ご利用者様にとってはとても使いにくい位置になっていました。
しかも、材から立ち上がろうとする時のイメージが全くなされておらず、つかまり立ちするには無理と言える状態。
そこで、今回は両側に設置されていた手すりをこんな感じに変更しました。
両壁面にL型を配置。扉を開けてすぐ掴まる場所が欲しいと言うことで、右側の壁面にL型には歩く高さに合わせた横型をさらに連続させています。
これは寝室からトイレへ移動してゆく時のための手すり。
浴室に取り付けた縦型と同じように部屋の中からも廊下側からも握りやすくするために、柱の角の部分に取り付けるという特殊金物を利用して設置しています。
さらに、その延長でトイレまでの壁には転倒防止のための横型手すりを配置しました。
何だか中途半端に短くついているんじゃない?・・・と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのトイレの扉が廊下側に開くタイプだったため、扉に緩衝しないギリギリの長さで調整をしているんです・・・アハハ(^^)
恒例のご利用者様チェック!
『今まで夜のトイレへ行くのが不安だったけど、これで便利になったよ。有り難う!』・・・とトイレ廻りの手すり配置をとてもお気に召したご様子でした。
住まい手の気持ちになった工事をこれからも続けていきたいと思います。
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