こんな変わった場所に手摺を付けました。
まずは玄関先の框(かまち)と呼ばれる部分のところ。
古いお宅などは特に段差が激しく、足が弱い方は玄関にステップ台と呼ばれる台を置き、
そこでワンクッションおいてから靴などを履かれます。
そのステップ台にゆっくりと足を付くことができるようにするための補助具がこの手摺。
取り付け金具は床側がこれ!
玄関のタイル側はこのタイプ。コンクリートドリルで穴を開け、しっかりと固定します。
次は柱の角(出すみと業界では呼びます)
特殊な形状をした取り付け金物で、柱の特殊な箇所にも容易に取り付け可能です。
そして、もっと変わった取り付け箇所。柱と柱の間です。
これは、古いお宅の場合に特に用いられる取り付け方法です。
古いお宅は割と廊下の幅が狭い時があります。そこで、柱の正面に手摺を取り付けてしまう
と余計に廊下の幅を狭くしてしまい、利用者様が歩行する時に歩きにくくなるケースが生じます。
そこで、このように柱の内側で取り付けを行いたい場合には、このような特殊は受け金具を利用
することにより、廊下の幅を極力狭くすることなく手摺を固定することが可能です。
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