今日は、嬉しいお知らせです。
個人のお客様から直接のお電話…『インターネットを見たんですがお見積もり頂けますか?』
と1週間ほど前にご依頼。
嬉しくなってすぐにお宅へ訪問。内容は家具の転倒防止工事でした。
記憶にまだ鮮明に残っている東北の大地震。先週には山梨県でも震度5弱のゆれ。
お施主様は側対応してくれる業者を探していらっしゃったそうです。
こちらは冷蔵庫。,皆さんどうやって固定されていますか?
基本的に冷蔵庫へは直接木ビスなどの固定はできません。
故に、『突っ張り棒』が必需品となります。
でも、ここで注意しなくてはならないのが『固定方法』
ただ単に突っ張り棒を張らせてはいけません!
もし、地震が来た時に縦揺れだったとしますよね。天井は全て木の板が入っているわけではありません。
突っ張り棒は確かに天井までとどいていても、点で受けているだけですので、天井を突き破る恐れがあります。
そこで!必ず天井との間を突っ張らせる時には『面で受ける』という考え方をして、1枚板をかませて下さい。
そうすることによって加わる力が分散し、転倒防止に繋がります。
こちらは壁から離れているコーナーキャビネット。
これらもなかなか転倒防止対策に悩むところです。今回はご覧のように『ワイヤー止め』を実施しました。
これによりゆれて前に転倒してくる危険性は無くなります。
もし、縦揺れで跳ねる恐れに対して対応したい場合は、以下の写真にある金具を用いて床との直接固定をします。
L型アングルと呼ばれるモノです。これは食器棚に設置している時の写真です。
実際に施工した跡がこちら! 止める箇所を増やすことにより、縦揺れにも横揺れにも万全に対応可能です。
ただ、こちらのお宅の場合は、止めるべき位置の壁側にしっかりと板(柱)があったから良かったのですが、
万が一そこに木(板)が入っていなかった場合には家具や壁面に補強が必要になります。
一般的にはこのケースが多いのではないでしょうか?
ご参考までにこちらのブログも見てみて下さいね。
①
http://daiwa.i-ra.jp/e339915.html
②
http://daiwa.i-ra.jp/e111241.html
今日は、嬉しいご報告でした。