2009年09月19日

家具転倒防止工事 第2弾

ダイニングエリアに一般的に置かれているケースが多い食器棚です。

段々畑のように高さの違う物が順番に並べられています。

阪神淡路大震災の時の死亡原因のTOPは『圧死による心肺停止』・・・いわゆる、物の下敷きになってなくなられた方が一番多かったと言うことになります。

寝室などに固定されていない家具がある方・・・特にご注意下さいませ。

食器棚

第1弾でもお話ししましたが、既製品の家具の天板は全てが本物の板を使用しているわけではなく、空洞部分があります。

釘なりビスなりがしっかり固定できる部分はせいぜい天板の四方数センチだけです。

また、壁とL型金物で固定したい場合、壁の中の柱の位置によっては、ビスを柱位置にしっかり固定できず家具の転倒防止をやったつもりが、全く固定できない場合があります。ご注意下さい

板補強

このお宅の場合は、家具の高さ関係も均一ではなく、巾もばらばら。
柱位置を調べたところ、家具と直接L型アングルを利用して固定できるような位置には柱がありませんでした。

そこで、やはり登場するのが、固定補強用の板。最低でも厚みは2センチ程度のものが好ましいと考えます。

L型アングル

板の厚みが何に関係してくるかというと、家具の壁と直接触れている部分を上から写真のように押さえつけた上で、L型アングルで固定することにより家具が跳ね飛ぶ現象を抑制する効果を生むからです。

また、固定する時の注意点がもう一つです

何度も繰り返し言うようで申し訳ないですが、既製品の家具の場合は、天板の四方の数センチにしかビスが効くような下地がありません。L型アングルを始めとした固定金具を施工する時は必ずはじの方で固定させて下さい。

そうしないと、ビスがすぐに抜けてしまいますからね(^○^)

完了後

施工完了後、家具の上にはそれぞれ板が並んでいます。そしてL型アングルでしっかり固定されています。

あっ!もう一つ変わった固定金具を紹介します!

チェーン式

『チェーン式』と呼ばれるタイプの固定金具です。

この写真(暗ぼったくってゴメンナサイ)のように、家具の裏側に何も壁や柱がない時に利用すると便利ですよ~(^○^)





今日も最後まで読んでいただいた方々に感謝です。

ありがとうございました(^_^)b

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