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2009年08月27日

愛着ある品物を・・・

一昨年、介護の住宅改修工事へお邪魔したお宅から珍しいお仕事・・・。

といっては何ですが、30年以上使われている洗面化粧台の補修を依頼され、本日作業して参りました。

洗面化粧台の補修前

状況としては・・・
 洗面化粧台の左側のベニヤが湿気で表面だけがボロボロ。
 同じように、前側の扉の上も、水はねやら何やらでボロボロ。
言ってみれば、緑色部分の板の表面層だけがはがれ落ちた状態というものでした。

補修中

そこで・・・

現場で出た端材を利用して補修です。
 ①先ずは、綺麗にはがれて浮いた部分を撤去。
 ②各所に両面テープを貼ります。
 ③接着を良くするためにボンドも一緒に付けます。
 ④あとは圧着するだけ・・・

施工後

作業完了後はこの姿!

一部分だけ新品になったような雰囲気でしょ(^^)

写真では判らないと思いますけど、洗面化粧台の正面部分の板の上側、水が跳ねてたり垂れても板にしみ込みにくくするために防水処理としてコーキングを打ってあります。

普通であれば30年余使い込んだ代物ですから『買い換え』が検討路線に上がっても良いところですが、お年寄りは愛着ある物を大事に使い回したいという希望を持っていました。

商売上手な人であれば、新しい洗面化粧台を売り込むところなのでしょう。でも、自分にはお年寄りの方の意見を尊重してあげたい!
そういう気持ちが今回の工事につながりました(大げさですね・・・笑)


でも、正直な話・・・新しい洗面化粧台を売りたいという気持ちはあったなぁ~(^^;