2010年08月20日
登るのも、降りるのも・・・
言いたくないけど、毎日『あち~』ですよね(T-T)
本日は富士市内で「魂の施工」を実施してきました。
本日のご利用者様は、脳の手術をされ、左側の手や足が思うように動かず、現在も必死にリハビリ中でした。

ご自宅へ入るためには何段かある階段を登らなければいけないという過酷な条件。
右側しか力が入らないため、杖を突きながらの階段の昇降は非常に危険なものとなっていました。

そこで、登る時も、降りる時もどちらも右手でつかみやすくするために、階段の中心部分へ手すりを配置。
こうすることによって、(上の写真で考えると)登る時は左側通行、降りる時は右側通行となり、今までよりもはるかに安全な移動が可能となりました。

こちらは玄関の上がり框部分。普通なら縦の棒をもう少し長くしなくちゃいけないのでは・・・?と思われた方も多いと思いますが、こちらのご利用者様の場合、動作確認をした折りにはほとんど上の方を掴まらないということが判明。
今回はこのような一見すると足らないんじゃ?と思うような逆L字型の手すりを付けました。
ご利用者様チェック!・・・と行きたいところでしたが、あいにくご本人様はデイケアサービスに外出中!ご家族様に確認していただきました。
『帰ってきたらビックリするだろうね。きっとこれで自分でも登り降りできるようになるよ。あんまり家から出たがらなかったけど、明日からはきっと、庭の花を見にくらいはしそうだ!ありがとうね!』・・・っとお言葉いただきました(=^。^=)
本日は富士市内で「魂の施工」を実施してきました。
本日のご利用者様は、脳の手術をされ、左側の手や足が思うように動かず、現在も必死にリハビリ中でした。
ご自宅へ入るためには何段かある階段を登らなければいけないという過酷な条件。
右側しか力が入らないため、杖を突きながらの階段の昇降は非常に危険なものとなっていました。
そこで、登る時も、降りる時もどちらも右手でつかみやすくするために、階段の中心部分へ手すりを配置。
こうすることによって、(上の写真で考えると)登る時は左側通行、降りる時は右側通行となり、今までよりもはるかに安全な移動が可能となりました。
こちらは玄関の上がり框部分。普通なら縦の棒をもう少し長くしなくちゃいけないのでは・・・?と思われた方も多いと思いますが、こちらのご利用者様の場合、動作確認をした折りにはほとんど上の方を掴まらないということが判明。
今回はこのような一見すると足らないんじゃ?と思うような逆L字型の手すりを付けました。
ご利用者様チェック!・・・と行きたいところでしたが、あいにくご本人様はデイケアサービスに外出中!ご家族様に確認していただきました。
『帰ってきたらビックリするだろうね。きっとこれで自分でも登り降りできるようになるよ。あんまり家から出たがらなかったけど、明日からはきっと、庭の花を見にくらいはしそうだ!ありがとうね!』・・・っとお言葉いただきました(=^。^=)
2010年08月18日
玄関スロープへ・・・
本日もお世話になっている介護ショップA様からの依頼現場へ『魂の施工』を実施してきました。
本日のお宅は道路から玄関までの通路部分がご利用者様にとては急なスロープ、そして階段という店頭の恐れが一番多いケースのお宅でした。

そこで、今回は、玄関を出てからすぐに掴まる場所を確保。スロープ沿いに手すりを配置して道路までゆっくり降りていけるようにしました。

今回は、一緒にお住まいのご家族様達にも配慮した手すりを取り付けました。

『跳ね上げ式』と呼ばれるタイプです。通常は一本の手すりのように連続しているのですが、お庭へ繋がる通路などを遮ってしまっている時は、手すりをくぐるのも大変なので、上に着脱ができるようになっているんです。

玄関です。
こちらのお宅は塗り壁仕上げのお宅でしたので、補強板を最初に設置。立ち座りをしやすいように長めの縦手すりを配置した後、玄関をゆっくり歩き進めるように横手すりも配置してあります。
恒例のご利用者様チェックです!・・・と行きたいところでしたが、ご本人様は来週に病院から退院になられ、ご自宅へ戻られる予定とのこと。作業療法士様との打合せの中で工事を進めた今回はきっとご満足いただけるものと信じております。
本日のお宅は道路から玄関までの通路部分がご利用者様にとては急なスロープ、そして階段という店頭の恐れが一番多いケースのお宅でした。
そこで、今回は、玄関を出てからすぐに掴まる場所を確保。スロープ沿いに手すりを配置して道路までゆっくり降りていけるようにしました。
今回は、一緒にお住まいのご家族様達にも配慮した手すりを取り付けました。
『跳ね上げ式』と呼ばれるタイプです。通常は一本の手すりのように連続しているのですが、お庭へ繋がる通路などを遮ってしまっている時は、手すりをくぐるのも大変なので、上に着脱ができるようになっているんです。
玄関です。
こちらのお宅は塗り壁仕上げのお宅でしたので、補強板を最初に設置。立ち座りをしやすいように長めの縦手すりを配置した後、玄関をゆっくり歩き進めるように横手すりも配置してあります。
恒例のご利用者様チェックです!・・・と行きたいところでしたが、ご本人様は来週に病院から退院になられ、ご自宅へ戻られる予定とのこと。作業療法士様との打合せの中で工事を進めた今回はきっとご満足いただけるものと信じております。
2010年08月17日
沼津市で魂の施工
先日、お世話になっている介護ショップA社様からのご依頼で沼津で『魂の施工』をして参りました。
取付箇所は玄関を出てから駐車場へ行くまでの転倒防止に利用する補助手すりとトイレ内の補助手すり。

屋外手すりは、玄関の扉を開けきってすぐからの場所へ取付ました。そうすれば、真っ直ぐお部屋から出てきてすぐに手すりへつかむことができるからです。

そして、車へスムーズに移譲できるように駐車場までの長さを取りました。
階段部分だけだと、階段を下りきった時の最期の一歩が不安定になるケースが多いので、必ず最期の一歩分も確保できる場合は30センチ~50センチは確保するようにしています。

トイレ内部です。
右側は足が不安定、かつ、右手にしか力が入らないなどの症状をお持ちの利用者様のためにドアを明けてすぐに握れるようにするために取付けました。
また、左側のL型手すりは立ち上がったり座ったりする時に利用するために取り付けました。
ご利用者様チェックです!
『外出がこれまでよりも楽にできそうです。ありがとう! トイレも入りやすくなったよ!』とおっしゃっていただけました。
明日以降も順次予定がイッパイです(^^)
取付箇所は玄関を出てから駐車場へ行くまでの転倒防止に利用する補助手すりとトイレ内の補助手すり。
屋外手すりは、玄関の扉を開けきってすぐからの場所へ取付ました。そうすれば、真っ直ぐお部屋から出てきてすぐに手すりへつかむことができるからです。
そして、車へスムーズに移譲できるように駐車場までの長さを取りました。
階段部分だけだと、階段を下りきった時の最期の一歩が不安定になるケースが多いので、必ず最期の一歩分も確保できる場合は30センチ~50センチは確保するようにしています。
トイレ内部です。
右側は足が不安定、かつ、右手にしか力が入らないなどの症状をお持ちの利用者様のためにドアを明けてすぐに握れるようにするために取付けました。
また、左側のL型手すりは立ち上がったり座ったりする時に利用するために取り付けました。
ご利用者様チェックです!
『外出がこれまでよりも楽にできそうです。ありがとう! トイレも入りやすくなったよ!』とおっしゃっていただけました。
明日以降も順次予定がイッパイです(^^)
2010年07月30日
脱輪防止
先日の続きですぅ~(汗)
あの後、職人さんが頑張ってくれて手練りでコンクリートを作ってくれました。

メインのスロープ分へのコンクリート打ち作業風景。眼光が鋭くなっています。

スロープ部分は車椅子のタイヤが滑らないように、また、介助者の方の足下もしっかり踏ん張れるようにするために『刷毛引き仕上げ』と呼ばれる細かい線状に仕上げました。

そして、最後には両サイドの壁に、万が一車椅子が蛇行した時に脱輪を防止するための『輪止め』を作成しました。


仕上がりはこのような形。脱輪防止もしっかりと仕上がっています。
お決まりのご利用者様チェック!ご本人様はデイサービスにお出かけと言うことでご不在でしたが、主にこのスロープをご利用されるのはご家族様。そのご家族様からの一言。『明日から車椅子の移動の練習をもっとしっかりしなくちゃいけませんね。』
決心に満ちあふれたお顔をなさっていました。介助の助けになればいいなぁ~、と思い現場を後にしました。
あの後、職人さんが頑張ってくれて手練りでコンクリートを作ってくれました。
メインのスロープ分へのコンクリート打ち作業風景。眼光が鋭くなっています。
スロープ部分は車椅子のタイヤが滑らないように、また、介助者の方の足下もしっかり踏ん張れるようにするために『刷毛引き仕上げ』と呼ばれる細かい線状に仕上げました。
そして、最後には両サイドの壁に、万が一車椅子が蛇行した時に脱輪を防止するための『輪止め』を作成しました。
仕上がりはこのような形。脱輪防止もしっかりと仕上がっています。
お決まりのご利用者様チェック!ご本人様はデイサービスにお出かけと言うことでご不在でしたが、主にこのスロープをご利用されるのはご家族様。そのご家族様からの一言。『明日から車椅子の移動の練習をもっとしっかりしなくちゃいけませんね。』
決心に満ちあふれたお顔をなさっていました。介助の助けになればいいなぁ~、と思い現場を後にしました。
2010年07月28日
車椅子の生活
今日はコンクリートスロープ工事をしてきました。既存の住宅も玄関から脇へ抜けていく縁側部分はスロープ状態に仕上げられていたのですが、建物の外壁部分と同じ所でストップしていました。

ご利用者様は人の介助なしでは生活が困難なため移動は車椅子。しかし、既設の住宅への上り口は階段になっており、ヘルパーさんならば何とかなるような場所も、高齢を迎えているご家族様にとってはなかなか介助が難しい場所となっていました。

そこで、こちらの建物の部分にコンクリートスロープを作成することになりました。

スロープ作成の場所にはちょうど水道が立ち上がっていたので、先ずはこれを移設しました。


それからは、コンクリートスロープの作成準備です。水道移設とコンクリートスロープ作成が同じ日でスタートしたため、今日はこの辺りで終了。明日以降にコンクリート打ちを実施します。
ご利用者様は人の介助なしでは生活が困難なため移動は車椅子。しかし、既設の住宅への上り口は階段になっており、ヘルパーさんならば何とかなるような場所も、高齢を迎えているご家族様にとってはなかなか介助が難しい場所となっていました。
そこで、こちらの建物の部分にコンクリートスロープを作成することになりました。
スロープ作成の場所にはちょうど水道が立ち上がっていたので、先ずはこれを移設しました。
それからは、コンクリートスロープの作成準備です。水道移設とコンクリートスロープ作成が同じ日でスタートしたため、今日はこの辺りで終了。明日以降にコンクリート打ちを実施します。
2010年07月27日
伝い歩き
本日は魂の施工報告です。お世話になっているW社様の現場。
お宅の中を4点杖で移動されているご利用者様。杖だけでは不安定と言うことで手すりを配置することとなりました。

台所から玄関方面への動線です。壁には横型に手すりを配置。衣服が引っかからないようにするために金具は丸みを帯びたものを常に利用しています。
お宅を建てた時代がかなり以前であったので、壁の作りが土壁という、最近の建築物ではほとんど目にしない作りでした。
通常であれば、2m程度の長さを取り付ける場合は、中間部分に支えの金物を壁に取り付けるのですが、今回はそれが叶わず、床で固定する金物を選択させていただきました。

玄関から台所方面です。
左側にはトイレがあり、手洗いスペースまでの移動を安全にするための手すりを配置してあります。
柱の角には廊下から来た時、手洗いスペースから来た時、どちらからでも掴まりやすいような手すりを取り付け、一気に移動できない時の掴まり場所(いわゆる一呼吸スペース)を設置しました。
設置後のご利用者様チェックです!
『暑い中ご苦労さんだね。ありがとう。これなら一人でもトイレに行けそうです(笑)』と言っていただけました。
設置後にご利用者様の笑顔がみられて今日も幸せです。
お宅の中を4点杖で移動されているご利用者様。杖だけでは不安定と言うことで手すりを配置することとなりました。
台所から玄関方面への動線です。壁には横型に手すりを配置。衣服が引っかからないようにするために金具は丸みを帯びたものを常に利用しています。
お宅を建てた時代がかなり以前であったので、壁の作りが土壁という、最近の建築物ではほとんど目にしない作りでした。
通常であれば、2m程度の長さを取り付ける場合は、中間部分に支えの金物を壁に取り付けるのですが、今回はそれが叶わず、床で固定する金物を選択させていただきました。
玄関から台所方面です。
左側にはトイレがあり、手洗いスペースまでの移動を安全にするための手すりを配置してあります。
柱の角には廊下から来た時、手洗いスペースから来た時、どちらからでも掴まりやすいような手すりを取り付け、一気に移動できない時の掴まり場所(いわゆる一呼吸スペース)を設置しました。
設置後のご利用者様チェックです!
『暑い中ご苦労さんだね。ありがとう。これなら一人でもトイレに行けそうです(笑)』と言っていただけました。
設置後にご利用者様の笑顔がみられて今日も幸せです。
2010年07月21日
使ってみてから分かる事
先日手すり工事を行ったご利用者様から追加の工事依頼がありました。
当初想定していたよりもやはりあと少し、もう後一歩分手すりを伸ばしてもらいたいとのご希望。

伺って、ご利用者様と話をしてみてわかったこと。
①玄関から柱を伝って歩いていくために最初は玄関脇の柱までスイッといけると判断していたのにいけなかった。
②物干しのデッキができたことで、脇の出入口へ行こうとする時に触っていられる場所が無かった。
③思っていた程場所を取るようなものではなかったので、長くしたい。
使ってみてからわかること、使わなければわからないこと・・・結構ありますよね!
施工前にも一応ご提案はしていたのですが、ゴリ押ししてみても仕方のないことなので実施していなかった工事。
やはり、重要なポイントはしっかりお伝えして行かなくては!と感じました。

さぁ、施工です!
先ず、前回取り付けた手すりを解体しました。我々の施工している商品は、後からでも簡単に変更が可能なんです。

再度新しい金具を固定するために、玄関タイルへ穴を開けなくてはなりません。
そこで使うのが、この「コンクリートドリル」。右から順番に太くなって行きます。
3.5センチ、4.8センチ、6.0センチ・・・最終的な太さは8.5センチです。
最初から太い穴を開けようとしてもタイルにヒビが入ってしまったりしてしまうので、徐々に大きな穴にしていくんです。

新しく伸ばした部分と再接続。写真奥のデッキにも安全に手が届くようになりました。

変更後の全体像。玄関を出てから階段を下りてくるまでの部分がより一層安全になりました。
ご利用者様チェックです・・・『やっぱり最初からこうしておきゃ良かったよ!あ〜、これで助かった!』
ご希望通りになった手すりを見てご満悦でした。
当初想定していたよりもやはりあと少し、もう後一歩分手すりを伸ばしてもらいたいとのご希望。
伺って、ご利用者様と話をしてみてわかったこと。
①玄関から柱を伝って歩いていくために最初は玄関脇の柱までスイッといけると判断していたのにいけなかった。
②物干しのデッキができたことで、脇の出入口へ行こうとする時に触っていられる場所が無かった。
③思っていた程場所を取るようなものではなかったので、長くしたい。
使ってみてからわかること、使わなければわからないこと・・・結構ありますよね!
施工前にも一応ご提案はしていたのですが、ゴリ押ししてみても仕方のないことなので実施していなかった工事。
やはり、重要なポイントはしっかりお伝えして行かなくては!と感じました。
さぁ、施工です!
先ず、前回取り付けた手すりを解体しました。我々の施工している商品は、後からでも簡単に変更が可能なんです。
再度新しい金具を固定するために、玄関タイルへ穴を開けなくてはなりません。
そこで使うのが、この「コンクリートドリル」。右から順番に太くなって行きます。
3.5センチ、4.8センチ、6.0センチ・・・最終的な太さは8.5センチです。
最初から太い穴を開けようとしてもタイルにヒビが入ってしまったりしてしまうので、徐々に大きな穴にしていくんです。
新しく伸ばした部分と再接続。写真奥のデッキにも安全に手が届くようになりました。
変更後の全体像。玄関を出てから階段を下りてくるまでの部分がより一層安全になりました。
ご利用者様チェックです・・・『やっぱり最初からこうしておきゃ良かったよ!あ〜、これで助かった!』
ご希望通りになった手すりを見てご満悦でした。
2010年07月07日
ドアが重なり合っちゃう?
今日は魂の施工報告。お世話になっている介護ショップA様の現場です。雨模様の今日でしたが、ガレージの屋根下で作業をさせていただけたので良かったです。助かっちゃいました(^^)
体の小さいご利用者様。一般的な横手すりの取付高さよりも5センチ程度低い位置が丁度いい高さでした。

浴室内部です。手前にタオルが掛かっていますね。この手すりの高さと、浴室内に付けてある手すりの高さが微妙に違うことにお気づきでしょうか?
健常者であれば、なんの違和感も持たない手すりの高さですが、体のご不自由な方々にとっては例え1センチであっても、握りにくい位置にある手すりでは意味がありません。
安全に浴槽までたどり着いていただくために、高さを低くして取付工事を行いました。

こちらのお宅・・・トイレの入口扉と脱衣室へ入るための扉が両方共に廊下側へ開く構造になっていました。
トイレ入口へ縦型に手すりを付けたので、脱衣室の扉を思いっきり開けると建具にはまっているガラスが割れる危険性が出てしまいました。

ガラスの割れを防止するために『戸当り』と呼ばれるものを設置。白いところはゴムになっていて、扉がその位置以上は開かない構造になるため、ガラスの割れる心配を回避しました。

トイレの中です。向かって右側には横型、左側の壁には変形のT字型手すりを取り付けました。

右側の壁は廊下から便器に座るまでの移動に便利なようにするためです。

右側のL字部分は座位の姿勢から立ち上がる時を優先。そして写真手前側に伸びている横の部分はトイレから廊下へ出てくる時のための横手すりです。
なんで両方の壁に手すりが必要なの・・・?と感じられた方がいらっしゃるかも知れません。答えはこうです!
こちらのお宅のご利用者様は右手にしか思うような力が入らない状態だからです。入る時、出る時では体の方向が変わります。そういった理由から両方の壁に手すりを配置してあります。
さて、恒例のご利用者様チェックです!
ご家族様に支えられながら登場!ゆっくりとした動きでトイレの中へ・・・。ご家族様が一言!『これで一人でもある程度用が足せるようになるねっ(~。~)。今まではどこにもつたって歩く物がなかったけれど、これで安心だよねぇ(=^。^=)』
ご利用者様は『コクッ!』っとにこやかに頷かれました。
本日もなんとか無事に安心・安全な移動空間のお手伝いが出来たようです。また頑張らなくちゃ!来週辺りにはコンクリートスロープ作成が予定されています。
体の小さいご利用者様。一般的な横手すりの取付高さよりも5センチ程度低い位置が丁度いい高さでした。
浴室内部です。手前にタオルが掛かっていますね。この手すりの高さと、浴室内に付けてある手すりの高さが微妙に違うことにお気づきでしょうか?
健常者であれば、なんの違和感も持たない手すりの高さですが、体のご不自由な方々にとっては例え1センチであっても、握りにくい位置にある手すりでは意味がありません。
安全に浴槽までたどり着いていただくために、高さを低くして取付工事を行いました。
こちらのお宅・・・トイレの入口扉と脱衣室へ入るための扉が両方共に廊下側へ開く構造になっていました。
トイレ入口へ縦型に手すりを付けたので、脱衣室の扉を思いっきり開けると建具にはまっているガラスが割れる危険性が出てしまいました。
ガラスの割れを防止するために『戸当り』と呼ばれるものを設置。白いところはゴムになっていて、扉がその位置以上は開かない構造になるため、ガラスの割れる心配を回避しました。
トイレの中です。向かって右側には横型、左側の壁には変形のT字型手すりを取り付けました。
右側の壁は廊下から便器に座るまでの移動に便利なようにするためです。
右側のL字部分は座位の姿勢から立ち上がる時を優先。そして写真手前側に伸びている横の部分はトイレから廊下へ出てくる時のための横手すりです。
なんで両方の壁に手すりが必要なの・・・?と感じられた方がいらっしゃるかも知れません。答えはこうです!
こちらのお宅のご利用者様は右手にしか思うような力が入らない状態だからです。入る時、出る時では体の方向が変わります。そういった理由から両方の壁に手すりを配置してあります。
さて、恒例のご利用者様チェックです!
ご家族様に支えられながら登場!ゆっくりとした動きでトイレの中へ・・・。ご家族様が一言!『これで一人でもある程度用が足せるようになるねっ(~。~)。今まではどこにもつたって歩く物がなかったけれど、これで安心だよねぇ(=^。^=)』
ご利用者様は『コクッ!』っとにこやかに頷かれました。
本日もなんとか無事に安心・安全な移動空間のお手伝いが出来たようです。また頑張らなくちゃ!来週辺りにはコンクリートスロープ作成が予定されています。
2010年07月02日
レンタルから固定式へ
本日も魂の施工を実施してきました。介護ショップA様のご依頼でした。施工依頼箇所は脱衣室とトイレでした。

先ずは脱衣室。ここには縦型の手すりを取り付けることになっていました。
手すり工事が完了するまでの間、何もないと生活に支障を来す恐れがあったご利用者様。ショップさんから借りていたと思われる『ベストポジションバー』と呼ばれる『可動式手摺り』が取り付けられていました。
壁がないような場所に手すりを設置させたいと言う時には大活躍する商品です。

天井部分です。このお宅の場合は、円形のタイプでしたが、この円の部分が、十字型になっていたり、T字型になるタイプなど、いろいろあります。
天井の強度によって形を変えて対応するようです。

こちらはおトイレ。脱衣場と同様にベストポジションバーが設置されていました。

縦型の手すりを取り付けなければいけなかったのですが、手すりを付けたい位置に下地がありません。ゆえに、写真の通り、補強を兼ねた板を先に取り付け、その板の上に金具を取り付けてはずれないように頑丈に手すりを固定しました。
恒例のご利用者様チェック!
おトイレの仕上がりを見て・・・いやぁ~、思っていたよりも綺麗な仕上がりね。触るのもったいないね。綺麗!綺麗!
とキレイを連発されていました。明日からはチョット目障りなようにも見受けられたベストポジションバーともお別れになるでしょう。
先ずは脱衣室。ここには縦型の手すりを取り付けることになっていました。
手すり工事が完了するまでの間、何もないと生活に支障を来す恐れがあったご利用者様。ショップさんから借りていたと思われる『ベストポジションバー』と呼ばれる『可動式手摺り』が取り付けられていました。
壁がないような場所に手すりを設置させたいと言う時には大活躍する商品です。
天井部分です。このお宅の場合は、円形のタイプでしたが、この円の部分が、十字型になっていたり、T字型になるタイプなど、いろいろあります。
天井の強度によって形を変えて対応するようです。
こちらはおトイレ。脱衣場と同様にベストポジションバーが設置されていました。
縦型の手すりを取り付けなければいけなかったのですが、手すりを付けたい位置に下地がありません。ゆえに、写真の通り、補強を兼ねた板を先に取り付け、その板の上に金具を取り付けてはずれないように頑丈に手すりを固定しました。
恒例のご利用者様チェック!
おトイレの仕上がりを見て・・・いやぁ~、思っていたよりも綺麗な仕上がりね。触るのもったいないね。綺麗!綺麗!
とキレイを連発されていました。明日からはチョット目障りなようにも見受けられたベストポジションバーともお別れになるでしょう。
2010年07月01日
サウナのように熱い場所
今日も昨日と同じく暑い1日でしたね。夏本番が本当に恐ろしいです。
さて、本日は魂の施工報告です。取付場所は脱衣室と浴室内でした。

脱衣室には、出入りしやすくするための縦型をドア脇に取り付けました。写真には写っていませんが、脱衣室と浴室とは10センチ程度の段差があります。
ゆっくり降りなければ転倒の恐れがあるご利用者様にとっては必要不可欠な手すりです。

浴室内部にはバッチリ養生を実施!粉一つ落としてはならぬ!とばかりにいつも必死です(笑)

しかしながら、今日はこの浴室・・・窓も閉め切ってやっていたのでサウナ状態。おまけに、自分が施工をする30分程度前まではデイサービスの方々がご利用者様のシャワーのお世話をなさっていたとか・・・いいサウナになる条件の整った部屋でした。

金具には仮止めしたビスが1本見えていると思います。そして、他の穴からは何やらニュるぅ~っとした物がはみ出していますよね?これはコーキングです。
金具を固定するために下穴を開けるのでが、そこから壁の中へ浸水して壁の中が腐ったりしないようにするための『水止め処理』なんです。これだけしっかり金具の裏側へコーキングをしておけば絶対に水漏れにつながる事故にはなりません!

完成後です。 リモコンの上辺りに横型に1本手すりが取り付けられたのがお判りいただけると思います。
恒例のご利用者様チェック!
『便利になったよ。安心、安心。』 ご利用者様の笑顔を見ることが出来ました。
しか~し!、『昨日付いてれば今日のシャワーの時に楽だったのになぁ~。仕方ないよね。アンタの都合もあるだから。』と、チョッピリおしかりをいただいたような感じでした。
病院から退院されたご利用者様、自宅に戻ったらすぐにでも手すりのある環境で安心な生活をしたい。その気持ちの強さを改めて感じさせられる現場でした。
さて、本日は魂の施工報告です。取付場所は脱衣室と浴室内でした。
脱衣室には、出入りしやすくするための縦型をドア脇に取り付けました。写真には写っていませんが、脱衣室と浴室とは10センチ程度の段差があります。
ゆっくり降りなければ転倒の恐れがあるご利用者様にとっては必要不可欠な手すりです。
浴室内部にはバッチリ養生を実施!粉一つ落としてはならぬ!とばかりにいつも必死です(笑)
しかしながら、今日はこの浴室・・・窓も閉め切ってやっていたのでサウナ状態。おまけに、自分が施工をする30分程度前まではデイサービスの方々がご利用者様のシャワーのお世話をなさっていたとか・・・いいサウナになる条件の整った部屋でした。
金具には仮止めしたビスが1本見えていると思います。そして、他の穴からは何やらニュるぅ~っとした物がはみ出していますよね?これはコーキングです。
金具を固定するために下穴を開けるのでが、そこから壁の中へ浸水して壁の中が腐ったりしないようにするための『水止め処理』なんです。これだけしっかり金具の裏側へコーキングをしておけば絶対に水漏れにつながる事故にはなりません!
完成後です。 リモコンの上辺りに横型に1本手すりが取り付けられたのがお判りいただけると思います。
恒例のご利用者様チェック!
『便利になったよ。安心、安心。』 ご利用者様の笑顔を見ることが出来ました。
しか~し!、『昨日付いてれば今日のシャワーの時に楽だったのになぁ~。仕方ないよね。アンタの都合もあるだから。』と、チョッピリおしかりをいただいたような感じでした。
病院から退院されたご利用者様、自宅に戻ったらすぐにでも手すりのある環境で安心な生活をしたい。その気持ちの強さを改めて感じさせられる現場でした。
2010年06月26日
雨にも負けず!
本日は朝から天候が思わしくない。降ったりやんだりの雨模様・・・。
しかしながら、お待ちいただいていたご利用者様の元へ、『魂の施工』に言って参りました(^。^)

天気のいい日に撮影した今回のご利用者様宅の玄関。階段状になっています。ご利用者様は足が不自由。掴まるところがないと外出も出来ません。普段は介助者がないと転倒の恐れがありました。

そこで、今回は、階段に沿って手すりを設置することになりました。外部用の手すりです。
支えの縦の部分、手を握る横部分、いずれの素材もステンレス製です。手を握る部分の手すり部材は、夏場の直射日光があたっても、熱くなることがないように樹脂皮膜で加工されています。足の部分は焼き付け塗装です。

こちらはトイレ内部です。一般的なトイレの広さ(普通は畳半畳分程度)よりも大きめなサイズのこのお宅。便座に座るまでに転倒しては大変と言うことで、立ち上がりやすくするための縦手すりと、入ってから転倒しないようにするための横手すりを連続する形で配置しました。

また、こちらのトイレは入る時の扉が廊下側に開くため、中に入ってからすぐに掴まるところがあると非常に便利と言うことで、反対側の壁にも横手すりを配置しました。
恒例のご利用者様&ご家族チェック!
トイレを見て・・・いやぁ~!立派なトイレになっちゃったなぁ~。これで安心して用を足せるわ。』・・・と微笑まれました。
続いて外部手すり・・・『今まで外になかなか出ようという気持ちにならなかったけど、明日からは家の敷地の中くらいだったら散歩したい気分だね!でも、明日は天気がわるいだよねぇ~。』・・・と満面の笑み(=^。^=)を浮かべながら何回も登ったり降りたりを繰り返していました。
安全性を感じてもらえたようでとても良かったです。明日は同じお宅でご依頼された縁側につながる『ウッドデッキ調のアルミ製デッキ工事』が始まります。午後からになるかなぁ~?頑張ります!
しかしながら、お待ちいただいていたご利用者様の元へ、『魂の施工』に言って参りました(^。^)
天気のいい日に撮影した今回のご利用者様宅の玄関。階段状になっています。ご利用者様は足が不自由。掴まるところがないと外出も出来ません。普段は介助者がないと転倒の恐れがありました。
そこで、今回は、階段に沿って手すりを設置することになりました。外部用の手すりです。
支えの縦の部分、手を握る横部分、いずれの素材もステンレス製です。手を握る部分の手すり部材は、夏場の直射日光があたっても、熱くなることがないように樹脂皮膜で加工されています。足の部分は焼き付け塗装です。
こちらはトイレ内部です。一般的なトイレの広さ(普通は畳半畳分程度)よりも大きめなサイズのこのお宅。便座に座るまでに転倒しては大変と言うことで、立ち上がりやすくするための縦手すりと、入ってから転倒しないようにするための横手すりを連続する形で配置しました。
また、こちらのトイレは入る時の扉が廊下側に開くため、中に入ってからすぐに掴まるところがあると非常に便利と言うことで、反対側の壁にも横手すりを配置しました。
恒例のご利用者様&ご家族チェック!
トイレを見て・・・いやぁ~!立派なトイレになっちゃったなぁ~。これで安心して用を足せるわ。』・・・と微笑まれました。
続いて外部手すり・・・『今まで外になかなか出ようという気持ちにならなかったけど、明日からは家の敷地の中くらいだったら散歩したい気分だね!でも、明日は天気がわるいだよねぇ~。』・・・と満面の笑み(=^。^=)を浮かべながら何回も登ったり降りたりを繰り返していました。
安全性を感じてもらえたようでとても良かったです。明日は同じお宅でご依頼された縁側につながる『ウッドデッキ調のアルミ製デッキ工事』が始まります。午後からになるかなぁ~?頑張ります!
2010年06月19日
出入口を安全なものへ
今日は蒸し暑かったですね。少し動けば玉のような汗・・・。夏を前にして既にバテてしまいそうな陽気に嫌気がさしちゃいました。
さてさて、本日は土日指定の内装工事とは別に、介護ショップI様からのご依頼で手すり工事も実施して参りました。

今日は、浴室回りがメイン。上の写真は施工前の浴室扉。浴室内部は10センチ弱一段下がった段差。
出入りする時に扉が浴室側に開かなければいけないので、前のめりに転んでしまう危険性がありました。

そこで、今回は扉を『開き戸』から『折れ戸』へ変更することとなりました。最近では後から既存の浴室サッシに簡易に扉の付け替えが出来ます。
但し、水回りで一番心配な『水漏れ』がありますので、サッシ枠ごとの交換ではなく扉部分のみの交換でとなります。サッシ枠ごとの交換となると、脱衣室側と浴室内部の壁に何らかの変更が生じてしまうので、チョットしたフォーム工事になってしまいます。
ゆえに、このようなタイプはリーズナブルに変更する場合にはお薦めです。

廊下側から脱衣室、浴室前までの動線には横型の手すりを配置しました。こうすることで、安全に移動が可能です。ご家族の方は『あらっ!いいタオル掛けが出来たわっ!』なぁ~んておっしゃっていましたけどね(笑)

浴室内部にも出入り口に縦型の手すりを配置しました。こうすることで、手すりに掴まりながら安全な格好で浴室扉を操作することが可能です。

浴槽ふちにも横型手すりを配置しました。よくあるのは壁に横型手すりを配置するパターンですが、こちらのお宅の場合は、坪庭をみれるように知るためのサッシが取り付けられており、壁がなかったので、このような組立方式の手すりとなりました。

最後にもう一箇所、浴室内の縦型手すりです。シャワーの脇についている理由は、シャワー椅子と呼ばれる浴室内部専用の椅子から立ち上がる時につかむためです。横型に配置する場合もありますが、今回のご利用者様の場合は縦型が好ましいと言うことでこうなりました。
恒例のご利用者様チェック!一番にお慶びいただいたのは『浴室の折れ戸』。以前は、掴まってはいる時に怖かったけど、これからは、しっかりと扉を開けてからでも安心して入る事ができますとの事でした。
脱衣場に配置した横手すりは『いや~、バスタオルが2枚せいせいと干せるね!』っと、ご家族様と同じことをおっしゃれたので、その時ばかりは思わず苦笑してしまいました。
明日は土日指定工事の最終日。天気が今日のようなムシムシ陽気でないここを祈るばかりです。
さてさて、本日は土日指定の内装工事とは別に、介護ショップI様からのご依頼で手すり工事も実施して参りました。
今日は、浴室回りがメイン。上の写真は施工前の浴室扉。浴室内部は10センチ弱一段下がった段差。
出入りする時に扉が浴室側に開かなければいけないので、前のめりに転んでしまう危険性がありました。
そこで、今回は扉を『開き戸』から『折れ戸』へ変更することとなりました。最近では後から既存の浴室サッシに簡易に扉の付け替えが出来ます。
但し、水回りで一番心配な『水漏れ』がありますので、サッシ枠ごとの交換ではなく扉部分のみの交換でとなります。サッシ枠ごとの交換となると、脱衣室側と浴室内部の壁に何らかの変更が生じてしまうので、チョットしたフォーム工事になってしまいます。
ゆえに、このようなタイプはリーズナブルに変更する場合にはお薦めです。
廊下側から脱衣室、浴室前までの動線には横型の手すりを配置しました。こうすることで、安全に移動が可能です。ご家族の方は『あらっ!いいタオル掛けが出来たわっ!』なぁ~んておっしゃっていましたけどね(笑)
浴室内部にも出入り口に縦型の手すりを配置しました。こうすることで、手すりに掴まりながら安全な格好で浴室扉を操作することが可能です。
浴槽ふちにも横型手すりを配置しました。よくあるのは壁に横型手すりを配置するパターンですが、こちらのお宅の場合は、坪庭をみれるように知るためのサッシが取り付けられており、壁がなかったので、このような組立方式の手すりとなりました。
最後にもう一箇所、浴室内の縦型手すりです。シャワーの脇についている理由は、シャワー椅子と呼ばれる浴室内部専用の椅子から立ち上がる時につかむためです。横型に配置する場合もありますが、今回のご利用者様の場合は縦型が好ましいと言うことでこうなりました。
恒例のご利用者様チェック!一番にお慶びいただいたのは『浴室の折れ戸』。以前は、掴まってはいる時に怖かったけど、これからは、しっかりと扉を開けてからでも安心して入る事ができますとの事でした。
脱衣場に配置した横手すりは『いや~、バスタオルが2枚せいせいと干せるね!』っと、ご家族様と同じことをおっしゃれたので、その時ばかりは思わず苦笑してしまいました。
明日は土日指定工事の最終日。天気が今日のようなムシムシ陽気でないここを祈るばかりです。
2010年06月16日
魂の施工・・・階段手すり
本日は、介護ショップA様のご依頼物件へ伺いました。
膝を悪くされてから思うように歩けなくなってしまったご利用者様。階段を登らなければいけない時には四つんばいになって登り降りされていたようです。

階段の手すり子の部分です。
健常者の方ならば、普通に上がり下がりできる登り口の部分。しかし、足が思うように運べないご利用者様にとっては、しっかりとつかむ場所が必要でした。
そこで、手すりこの上に更にもう一本の手すりを斜めに配置。こうすることで、登り降りする時に安全な姿勢を保てるようになります。

その延長で2階へ昇っていく階段。壁は薄いベニヤ下地でした。
そのまま手すりの金物を取り付けても、ビスを効かせたい位置に柱がありません。
そこで、先ずは補強板を設置、その上に手すりを配置しました。

写真奥には2階のトイレがあります。扉が廊下側に開く・・・外開きと呼ばれるタイプでした。
階段を登り切ってからもふらついてしまっては転倒の危険性が否めません。だから、トイレの扉が開ききっても邪魔にならない位置まで手すりを平行に伸ばしました。
取付終了後のご利用者様チェック!・・・施工中も階下でじぃ~っと作業風景をご覧になられていたご利用者様。どんな一言が飛び出すのか不安でした。そして階段を登り降りしてから・・・『階段登り口の斜めの手すりはいいねぇ~。これで安心だ。壁に取り付けた手すりも綺麗に仕上がってるし高さも丁度いいよ。』とおっしゃっていただけました。
最後には、『アンタの名刺を1枚ちょうだい!細かいことでもやってもらいたい時に連絡するから』・・・とまで(^^) ありがたい一言でした。
今週は、明日以降も施工予定の現場がギッシリです。ガンバラネバダ(笑)
膝を悪くされてから思うように歩けなくなってしまったご利用者様。階段を登らなければいけない時には四つんばいになって登り降りされていたようです。
階段の手すり子の部分です。
健常者の方ならば、普通に上がり下がりできる登り口の部分。しかし、足が思うように運べないご利用者様にとっては、しっかりとつかむ場所が必要でした。
そこで、手すりこの上に更にもう一本の手すりを斜めに配置。こうすることで、登り降りする時に安全な姿勢を保てるようになります。
その延長で2階へ昇っていく階段。壁は薄いベニヤ下地でした。
そのまま手すりの金物を取り付けても、ビスを効かせたい位置に柱がありません。
そこで、先ずは補強板を設置、その上に手すりを配置しました。
写真奥には2階のトイレがあります。扉が廊下側に開く・・・外開きと呼ばれるタイプでした。
階段を登り切ってからもふらついてしまっては転倒の危険性が否めません。だから、トイレの扉が開ききっても邪魔にならない位置まで手すりを平行に伸ばしました。
取付終了後のご利用者様チェック!・・・施工中も階下でじぃ~っと作業風景をご覧になられていたご利用者様。どんな一言が飛び出すのか不安でした。そして階段を登り降りしてから・・・『階段登り口の斜めの手すりはいいねぇ~。これで安心だ。壁に取り付けた手すりも綺麗に仕上がってるし高さも丁度いいよ。』とおっしゃっていただけました。
最後には、『アンタの名刺を1枚ちょうだい!細かいことでもやってもらいたい時に連絡するから』・・・とまで(^^) ありがたい一言でした。
今週は、明日以降も施工予定の現場がギッシリです。ガンバラネバダ(笑)
2010年06月11日
魂の施工・・・階段を作りました。
昨日の魂の施工です!足のご不自由なご利用者様、自宅や屋外では常に杖をご利用になっていました。
この階段、実は、最初はステップ部分は1段だけでした。しかし、足の自由が効かないご利用者様にとっては、上りはなんとかなっても、下りは足が上がらず大変な思いをする場所となっていました。

写真手前には1階のトイレがあります。一歩ずつゆっくり降りられるようにするために、ご利用者様のご家族が、DIYでステップを2段に変更していました。

しかし、このステップの板巾はたったの16センチしかなく、足が半分しか乗りません。また、1段ごとの高さも均等ではなく、つかむところもない状況でした。
この状況ではキケン!ということになり、改修を行いました。

先ずは、転倒の恐れを防ぐために、壁沿いに斜めの手すりを配置しました。そして、新しく板巾をしっかりと取った格好で2段分のステップを新たに作成しました。
板巾はご利用者様が安心して登り降り出来るようにするために、通常の階段よりも広めの30センチ、それぞれの高さも均等に割り振りました。写真は塗装前のもの。今日中には廊下と同じ色目になっている予定です。

こちらはトイレ内部。もうおなじみとなりましたね。下地を手すりがはずれないようにするため、先ずは補強板を取り付け、その上に手すりを配置してあります。

玄関ポーチの階段部分です。ここにも危険箇所がありました。またまた階段です。しかも、ご家族様のお話だと、雨の日に杖で歩いていて転んでしまったとか・・・。
もう2度とそんな事が起きないようにするために、玄関扉を開けてすぐの位置から階段下部分までの部分に手すりを配置しました。
恒例のご利用者様&ご家族様チェック!久々で緊張しました(冷汗)
先ずはトイレに行くための階段改修部分。『今まではつかむところもなかったし、足が半分しか乗らなかったから怖かったけど、これで一安心だね!』とホットする一言。
そして、玄関ステップ部分のチェックへ・・・『いや~、こりゃしっかりとついてるねぇ~。ぶら下がってもいいくらいだよ。』っと冗談交じりに微笑みながら一言。
どちらも合格点だったようです。本日は塗装へ伺う予定なので、トイレの利用状況を確認してこようと思っています。
この階段、実は、最初はステップ部分は1段だけでした。しかし、足の自由が効かないご利用者様にとっては、上りはなんとかなっても、下りは足が上がらず大変な思いをする場所となっていました。

写真手前には1階のトイレがあります。一歩ずつゆっくり降りられるようにするために、ご利用者様のご家族が、DIYでステップを2段に変更していました。

しかし、このステップの板巾はたったの16センチしかなく、足が半分しか乗りません。また、1段ごとの高さも均等ではなく、つかむところもない状況でした。
この状況ではキケン!ということになり、改修を行いました。
先ずは、転倒の恐れを防ぐために、壁沿いに斜めの手すりを配置しました。そして、新しく板巾をしっかりと取った格好で2段分のステップを新たに作成しました。
板巾はご利用者様が安心して登り降り出来るようにするために、通常の階段よりも広めの30センチ、それぞれの高さも均等に割り振りました。写真は塗装前のもの。今日中には廊下と同じ色目になっている予定です。
こちらはトイレ内部。もうおなじみとなりましたね。下地を手すりがはずれないようにするため、先ずは補強板を取り付け、その上に手すりを配置してあります。
玄関ポーチの階段部分です。ここにも危険箇所がありました。またまた階段です。しかも、ご家族様のお話だと、雨の日に杖で歩いていて転んでしまったとか・・・。
もう2度とそんな事が起きないようにするために、玄関扉を開けてすぐの位置から階段下部分までの部分に手すりを配置しました。
恒例のご利用者様&ご家族様チェック!久々で緊張しました(冷汗)
先ずはトイレに行くための階段改修部分。『今まではつかむところもなかったし、足が半分しか乗らなかったから怖かったけど、これで一安心だね!』とホットする一言。
そして、玄関ステップ部分のチェックへ・・・『いや~、こりゃしっかりとついてるねぇ~。ぶら下がってもいいくらいだよ。』っと冗談交じりに微笑みながら一言。
どちらも合格点だったようです。本日は塗装へ伺う予定なので、トイレの利用状況を確認してこようと思っています。
2010年06月09日
浴室の段差解消と手すりの延長
今日は朝から雨模様でしたね。
今日は、2件の介護保険適応工事が予定されていたので、一時はどうなってしまうやら?と心配でしたが、なんとか午後からは天気が持ち直してくれたのでホットしました(^-^)

浴室です。車椅子での生活をされているご利用者様。ご自宅でシャワー浴をするためにはシャワー前まで入ってゆく事が求められます。

しかし、ご覧のように、浴室の出入口には段差が!高低差は約10センチ。
健常者であれば、なんのことない段差ですが、車椅子を持ち上げながら出入りするには介助者側にとっても大変な高低差となるのです。

そこで、浴室内に樹脂製のスノコをひくことにしました。これは、樹脂製で出来ており、軽量化されています。そして、板の部分と脚の部分が分離できるので、お掃除の時にも楽です。

段差も解消!介助者であるご家族様方もお慶びでした。

こちらは、手すりの長さの変更依頼現場です。
場所は和室の出入口。廊下には3センチ程の段差があります。以前は、和室の出入口の縦型に取り付けられた手すりを掴まりながら一歩前に出て横をつかむという動作が可能だったために、廊下の壁の横型は途中までの施工をしてありました。

しかし、段々と脚が弱くなってしまったご利用者様。先日つかもうと思った手すりにチョットだけ手が届かず、転倒してしまったとのこと。それでは危険だと言うことで、今回は、和室入り口の部分まで手すりを伸ばすことにしました。
伸ばした長さは30センチ程度です。でも、この30センチがご利用者様にとっては1メートルにも匹敵するほどの安心感を与える手すりになります。
必要以上に長く取り付ける事もないですが、後から必要になることがわかっているような状況であれば、最初から長めに取り付けておくのも一つの方法ですね。
因みに・・・
最近の(富士市における)介護保険適応の工事は、申請内容のチェックがとても厳しくなっています。時には何でここまで必要なのかという理由を再度求められたり、外部のコンクリートスロープの場合も「ここまでは適用しますが、ここからは自費扱いの工事でお願いします」と言われるケースもあります。
国費の補助を遣いながらの工事ですから当然のかもしれませんが、机上の空論になっているように感じることも正直あります。
今日は、2件の介護保険適応工事が予定されていたので、一時はどうなってしまうやら?と心配でしたが、なんとか午後からは天気が持ち直してくれたのでホットしました(^-^)
浴室です。車椅子での生活をされているご利用者様。ご自宅でシャワー浴をするためにはシャワー前まで入ってゆく事が求められます。
しかし、ご覧のように、浴室の出入口には段差が!高低差は約10センチ。
健常者であれば、なんのことない段差ですが、車椅子を持ち上げながら出入りするには介助者側にとっても大変な高低差となるのです。
そこで、浴室内に樹脂製のスノコをひくことにしました。これは、樹脂製で出来ており、軽量化されています。そして、板の部分と脚の部分が分離できるので、お掃除の時にも楽です。
段差も解消!介助者であるご家族様方もお慶びでした。
こちらは、手すりの長さの変更依頼現場です。
場所は和室の出入口。廊下には3センチ程の段差があります。以前は、和室の出入口の縦型に取り付けられた手すりを掴まりながら一歩前に出て横をつかむという動作が可能だったために、廊下の壁の横型は途中までの施工をしてありました。
しかし、段々と脚が弱くなってしまったご利用者様。先日つかもうと思った手すりにチョットだけ手が届かず、転倒してしまったとのこと。それでは危険だと言うことで、今回は、和室入り口の部分まで手すりを伸ばすことにしました。
伸ばした長さは30センチ程度です。でも、この30センチがご利用者様にとっては1メートルにも匹敵するほどの安心感を与える手すりになります。
必要以上に長く取り付ける事もないですが、後から必要になることがわかっているような状況であれば、最初から長めに取り付けておくのも一つの方法ですね。
因みに・・・
最近の(富士市における)介護保険適応の工事は、申請内容のチェックがとても厳しくなっています。時には何でここまで必要なのかという理由を再度求められたり、外部のコンクリートスロープの場合も「ここまでは適用しますが、ここからは自費扱いの工事でお願いします」と言われるケースもあります。
国費の補助を遣いながらの工事ですから当然のかもしれませんが、机上の空論になっているように感じることも正直あります。
2010年06月06日
社長室
昨日は現場を2つ掛け持ちで管理していました。一つは昨日ご報告済みの沼津市の貸店舗スペース工事。
こちらは、富士宮市にある企業様の模様替え工事です。会社がお休みの日での施工依頼でした。
因みに・・・今日は仕上げ本番日なのです!

このお部屋は社長室。作業対象スペースは何部屋かあるのですが、先ずは『会社のTOP』である社長室からキレイしにしましょうと言うことになりました。
大きな机と応接セットを汚してはなるまい!ということで、ビニール養生を完璧に行ってから作業を開始しました。

天井の壁紙貼替えも依頼されておりましたので、照明器具のカバーも取り外しました。大きさがかなり大きなサイズ(長さが約4m程あります)だったので、2人掛かりでの取り外し作業となりました。

ちなみに、こちらの社長室に昨日まで貼られていた壁紙はこんな柄でした。金粉もちらほら見えている豪華な壁紙。表面には布地があしらわれていました。今でもオーソドックスな柄として類似したものがありますが、一般家庭ではなかなかお見受けしない商品ですね。
さぁ、頑張らなくちゃ!
こちらは、富士宮市にある企業様の模様替え工事です。会社がお休みの日での施工依頼でした。
因みに・・・今日は仕上げ本番日なのです!
このお部屋は社長室。作業対象スペースは何部屋かあるのですが、先ずは『会社のTOP』である社長室からキレイしにしましょうと言うことになりました。
大きな机と応接セットを汚してはなるまい!ということで、ビニール養生を完璧に行ってから作業を開始しました。
天井の壁紙貼替えも依頼されておりましたので、照明器具のカバーも取り外しました。大きさがかなり大きなサイズ(長さが約4m程あります)だったので、2人掛かりでの取り外し作業となりました。
ちなみに、こちらの社長室に昨日まで貼られていた壁紙はこんな柄でした。金粉もちらほら見えている豪華な壁紙。表面には布地があしらわれていました。今でもオーソドックスな柄として類似したものがありますが、一般家庭ではなかなかお見受けしない商品ですね。
さぁ、頑張らなくちゃ!
2010年05月26日
経験が生かされました(^.^)v
本日は久々に魂の施工報告です。いつもお世話になっている介護ショップI様のお仕事でした。
足が悪い、背中も伸ばすことがなかなか難しいご利用者様。玄関では転ぶ危険性がかなりありました。


一番つかみやすい高さが丁度玄関の下駄箱の上・・・と言うことになり、以前違う現場で施工した経験を生かすことが出来ました。
2枚目の写真を見ていただけると判ると思いますが、つかみやすいようにチョット、下駄箱から玄関側にせり出しているのがお判りいただけるかと思います。

こちらはトイレです。この壁・・・元は塗り壁だったようなんですが、数年前に、壁がボロボロするという理由で改修されたようです。仕上げ材は、皆さまの台所などでよく利用されている『キッチンパネル』と同じ素材で表面がツルツル。
手すりの金物を取り付ける位置を探そうにも、表面が硬いし、厚みもある程度あるのでまったく下調べが効きませんでした。

しかし、ご利用者様はここに手すりが絶対に必要とされている!取り付けないわけには行かない!
と言うことで、無い知恵を絞りに絞って板を止める方法を工夫して固定することにしました。この止める方法・・・当然ビス止め固定なんですが、
①柱の見えている部分には、斜めにビスを打ち込んでずれないようにします。
②中間部分に相当するところは、木の裏側全体に『根太ボンド』と呼ばれる強力なボンドを付けておき、壁にビス固定をしました。
この方法をとることで、縦のズレも無くなり、ボンドが完全乾燥すれば、ビスとの相乗効果で、簡単に取れてしまうこともなくなります。
最終形をご覧になってご利用者様が一言!『いや~、思っていたよりも立派なものがついたわね。コレで楽に立ち座りできるわ!ほらっ!お父さん。昨日までとは違うでしょ?』と、明るい声で会話されていました。
この度の現場で、また一つ経験を積まさせていただきました。ありがとう御座いました。
足が悪い、背中も伸ばすことがなかなか難しいご利用者様。玄関では転ぶ危険性がかなりありました。
一番つかみやすい高さが丁度玄関の下駄箱の上・・・と言うことになり、以前違う現場で施工した経験を生かすことが出来ました。
2枚目の写真を見ていただけると判ると思いますが、つかみやすいようにチョット、下駄箱から玄関側にせり出しているのがお判りいただけるかと思います。
こちらはトイレです。この壁・・・元は塗り壁だったようなんですが、数年前に、壁がボロボロするという理由で改修されたようです。仕上げ材は、皆さまの台所などでよく利用されている『キッチンパネル』と同じ素材で表面がツルツル。
手すりの金物を取り付ける位置を探そうにも、表面が硬いし、厚みもある程度あるのでまったく下調べが効きませんでした。
しかし、ご利用者様はここに手すりが絶対に必要とされている!取り付けないわけには行かない!
と言うことで、無い知恵を絞りに絞って板を止める方法を工夫して固定することにしました。この止める方法・・・当然ビス止め固定なんですが、
①柱の見えている部分には、斜めにビスを打ち込んでずれないようにします。
②中間部分に相当するところは、木の裏側全体に『根太ボンド』と呼ばれる強力なボンドを付けておき、壁にビス固定をしました。
この方法をとることで、縦のズレも無くなり、ボンドが完全乾燥すれば、ビスとの相乗効果で、簡単に取れてしまうこともなくなります。
最終形をご覧になってご利用者様が一言!『いや~、思っていたよりも立派なものがついたわね。コレで楽に立ち座りできるわ!ほらっ!お父さん。昨日までとは違うでしょ?』と、明るい声で会話されていました。
この度の現場で、また一つ経験を積まさせていただきました。ありがとう御座いました。
2010年05月25日
ドアノブ交換に苦戦してます。
本日、手すりの取り付け打合せに伺ったお宅。
希望されているのは、勝手口のドアに取り付けられている握りを『握り玉』というタイプから『レバーハンドル』と呼ばれるタイプへ交換したいというもの。

建築当初からすると20年近くが経過しているタイプでした。

分解して詳細寸法をあたりました。これからこの規格に近い商品を探さなければなりません。
ご利用者様のためにお待たせしないように頑張らなくちゃ!
希望されているのは、勝手口のドアに取り付けられている握りを『握り玉』というタイプから『レバーハンドル』と呼ばれるタイプへ交換したいというもの。
建築当初からすると20年近くが経過しているタイプでした。
分解して詳細寸法をあたりました。これからこの規格に近い商品を探さなければなりません。
ご利用者様のためにお待たせしないように頑張らなくちゃ!
2010年05月21日
優しい差し入れもいただきました
先日、2人3脚様からお声掛けをいただき、手すり工事を実施させていただきました。
とってもご立派な住宅だったので、緊張しながらの作業でした(大汗)

作業は朝の8時30分スタート!ご利用者様が一段落付く頃を目安にしました。

上の2枚、下の2枚共に玄関やホール、廊下の各所に取り付けた横型手すりです。
手すり端部は切りっぱなしにしておくと、洋服などが引っかかり転倒の危険を伴うので、『エンドブラケット』と呼ばれる金物を取り付けて、その危険性を無くしてあります。


ここまでで大体10時過ぎ頃でした。そこへ2人3脚さんから差し入れが!

持ってきてくれたのはイーラブロガー&2人3脚で勤務されている「さとちゃん」でした。
抹茶どら焼き・・・始めていただきましたが美味しかったです(^-^)。お心遣いありがとう御座いました(ペコリ)

最初にもお伝えした通り、こちらのお宅は大豪邸。柱にも床にも傷を付けたくないようなお宅でした。
しかし、ご利用者様のためにはやむを得ず取り付けなければならない箇所がありました。玄関の段差部分です。

必要最低限の部分に金具を固定。コレは玄関の框(かまち)と呼ばれる部分に取り付ける専用の金物。

そして、玄関床にも固定するための穴を開けました。将来想定される後補修を少なくするため、4つの穴の内、2箇所は石の目地部分にしました。そうすることで傷を付ける部分を最小限にしたかったからです。
ちなみに・・・紙テープが貼られているのは床石が御影石だったために、穴の位置を記す鉛筆の線がまったく見えない!という状況。これを見えやすいようにするために貼ってあります。

仕上がりはこういう形になりました。下穴を開けた床石部分は粉が散々しておりましたが、しっかりと雑巾で水拭きさせていただいてあります!だから黒光り度合いがいいでしょ(笑)
最終チェックのお時間!ご利用者様は丁度2人3脚さんへデイサービスにお出かけ中でしたので、ご家族様チェック!
『使ってみないとわからないけど、私が触った感じはいいですね。』・・・『いいですね』の一言がホットさせてくれます。何度かご利用いただいて問題がなければいいなぁ〜。また改めて2人3脚さんにはご挨拶へと思っています。
この度は、弊社をご用命いただき誠に有り難う御座いました。
とってもご立派な住宅だったので、緊張しながらの作業でした(大汗)
作業は朝の8時30分スタート!ご利用者様が一段落付く頃を目安にしました。
上の2枚、下の2枚共に玄関やホール、廊下の各所に取り付けた横型手すりです。
手すり端部は切りっぱなしにしておくと、洋服などが引っかかり転倒の危険を伴うので、『エンドブラケット』と呼ばれる金物を取り付けて、その危険性を無くしてあります。
ここまでで大体10時過ぎ頃でした。そこへ2人3脚さんから差し入れが!

持ってきてくれたのはイーラブロガー&2人3脚で勤務されている「さとちゃん」でした。
抹茶どら焼き・・・始めていただきましたが美味しかったです(^-^)。お心遣いありがとう御座いました(ペコリ)
最初にもお伝えした通り、こちらのお宅は大豪邸。柱にも床にも傷を付けたくないようなお宅でした。
しかし、ご利用者様のためにはやむを得ず取り付けなければならない箇所がありました。玄関の段差部分です。
必要最低限の部分に金具を固定。コレは玄関の框(かまち)と呼ばれる部分に取り付ける専用の金物。
そして、玄関床にも固定するための穴を開けました。将来想定される後補修を少なくするため、4つの穴の内、2箇所は石の目地部分にしました。そうすることで傷を付ける部分を最小限にしたかったからです。
ちなみに・・・紙テープが貼られているのは床石が御影石だったために、穴の位置を記す鉛筆の線がまったく見えない!という状況。これを見えやすいようにするために貼ってあります。
仕上がりはこういう形になりました。下穴を開けた床石部分は粉が散々しておりましたが、しっかりと雑巾で水拭きさせていただいてあります!だから黒光り度合いがいいでしょ(笑)
最終チェックのお時間!ご利用者様は丁度2人3脚さんへデイサービスにお出かけ中でしたので、ご家族様チェック!
『使ってみないとわからないけど、私が触った感じはいいですね。』・・・『いいですね』の一言がホットさせてくれます。何度かご利用いただいて問題がなければいいなぁ〜。また改めて2人3脚さんにはご挨拶へと思っています。
この度は、弊社をご用命いただき誠に有り難う御座いました。
2010年05月15日
ひと工夫で便利になります
本日は午後から富士市内で魂の施工を実施してきました。
取付箇所は比較的少なかったのですが、現場調査時にご利用者様のご家族が希望された取付方法には特殊な内容があったので、チョット大変でした。

コレは仕上がった後の写真。何とも普通のL型手すりに見えますよね。でも、今回はチョットしたひと工夫が成されているんです。
ご利用者様のご家族が希望されていたのは、異なる壁面に取り付ける手すりを連続性のあるものにしたい!というもの。
本来、L型やT字型に取り付けるのは同じ壁面です。しかし、今回の内容はそうじゃない!すごく悩みました。

そこで、今回は、写真の中にあるように、先ずは違った壁面からRの効いた金具(持ち出し金具とでも言うのかな?)を取り付け、そこへ横型の手すりを連続させることにしました。
最初に何で悩んだかというと、手すりを取り付ける時の金具の壁からの寸法が特殊なタイプになればなるほど微妙に異なるため、同じ壁面ならなんの問題もなく取り付けられる箇所が難所になるケースがあるからです。

こちらは玄関の反対側の壁面。玄関に入ってきた時、登り専用で利用するためのものです。
前のL型は出かける時専用。横型になっているのは、椅子に座って靴を履いたりする時に便利にするためです。
恒例のご利用者様チェック!久しぶりにドキドキの瞬間です。
片手(左手)がご不自由なご利用者様。登り専用の縦型もうまく使えました。取り付け方法に苦戦したL型手すりもニコニコして使われました。正味1時間程度の工事でしたが、『ありがとうね!お疲れさま!』といってペットボトルのお茶を下さりました。
チョットしたひと工夫でご利用者様の生活が便利になる!今回、また新たに勉強することが出来ました(^。^)/
取付箇所は比較的少なかったのですが、現場調査時にご利用者様のご家族が希望された取付方法には特殊な内容があったので、チョット大変でした。
コレは仕上がった後の写真。何とも普通のL型手すりに見えますよね。でも、今回はチョットしたひと工夫が成されているんです。
ご利用者様のご家族が希望されていたのは、異なる壁面に取り付ける手すりを連続性のあるものにしたい!というもの。
本来、L型やT字型に取り付けるのは同じ壁面です。しかし、今回の内容はそうじゃない!すごく悩みました。
そこで、今回は、写真の中にあるように、先ずは違った壁面からRの効いた金具(持ち出し金具とでも言うのかな?)を取り付け、そこへ横型の手すりを連続させることにしました。
最初に何で悩んだかというと、手すりを取り付ける時の金具の壁からの寸法が特殊なタイプになればなるほど微妙に異なるため、同じ壁面ならなんの問題もなく取り付けられる箇所が難所になるケースがあるからです。
こちらは玄関の反対側の壁面。玄関に入ってきた時、登り専用で利用するためのものです。
前のL型は出かける時専用。横型になっているのは、椅子に座って靴を履いたりする時に便利にするためです。
恒例のご利用者様チェック!久しぶりにドキドキの瞬間です。
片手(左手)がご不自由なご利用者様。登り専用の縦型もうまく使えました。取り付け方法に苦戦したL型手すりもニコニコして使われました。正味1時間程度の工事でしたが、『ありがとうね!お疲れさま!』といってペットボトルのお茶を下さりました。
チョットしたひと工夫でご利用者様の生活が便利になる!今回、また新たに勉強することが出来ました(^。^)/
2010年05月06日
目が痛くなるんですよね。
今日はこれから打合せをするための資料作りを頑張りました。
介護ショップI様からのご依頼。階段の上り下りが徐々に厳しくなり、車椅子でないと難しくなってきたご利用者様のためにコンクリート製のスロープを作ることになりそうです。

現状は階段上にあるお宅の玄関までには約8mの通路部分(飛び石がある部分)と、高低差1mの階段があります。

これの大まかな寸歩を当たり、パソコンのソフトで図面化しました。
色が付いているのは、どの線が階段でとか、擁壁でとかがわかりやすくするためなんです(^^)

印刷してみるとこうなります。細かい部分の作図や寸法書きなどでは目が痛くなります。
でも、第三者(ご利用者のご家族を始め、ショップさん、作業をしてもらう方々)のためには、わかりやすい資料が必要。見積をするにしても何かしらの資料がない限りはイメージも湧きにくくなります。
休憩しながら半日以上は掛かる作業ですが必要不可欠な作業・・・。今週中には御見積書と共に提案です。
介護ショップI様からのご依頼。階段の上り下りが徐々に厳しくなり、車椅子でないと難しくなってきたご利用者様のためにコンクリート製のスロープを作ることになりそうです。
現状は階段上にあるお宅の玄関までには約8mの通路部分(飛び石がある部分)と、高低差1mの階段があります。
これの大まかな寸歩を当たり、パソコンのソフトで図面化しました。
色が付いているのは、どの線が階段でとか、擁壁でとかがわかりやすくするためなんです(^^)
印刷してみるとこうなります。細かい部分の作図や寸法書きなどでは目が痛くなります。
でも、第三者(ご利用者のご家族を始め、ショップさん、作業をしてもらう方々)のためには、わかりやすい資料が必要。見積をするにしても何かしらの資料がない限りはイメージも湧きにくくなります。
休憩しながら半日以上は掛かる作業ですが必要不可欠な作業・・・。今週中には御見積書と共に提案です。
2010年04月30日
下駄箱にも安全対策
今日は普段取り付けそうもない場所への手すり工事を行いました。
それは玄関の下駄箱!

足がご不自由なご利用者様。普段の玄関の移動はいつもこの下駄箱へ手を着かれていたようですが、何度も転びそうになっていたと言うことでした。
反対側の壁は?・・・と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はこのお宅の玄関の反対側の壁・・・物置にはいるための扉が付いているために手すりを配置することが出来ない箇所でした。

安全に握っていただくために、下駄箱よりも若干前に棒が来るように金具位置を設定しました。
普段はこういう取付け方をするための金具ではないのですが、応用編とも言うべき方法ですね。


浴室の中です。今はやりのユニットバスです。新築して間もないお宅だったのですが、どこにも手すりが付いていませんでした。
健常者であっても、濡れた手で壁を触ると『つるっ!』となって大変危険!これを回避するためにシャワーまでの動線と、浴槽へ入る時と出る時に掴まりやすい位置に手すりを新設させていただきました。

ご家族様が一番心配されていたのは、取付後に水が壁の中に入らないかどうかのこと。
自分の施工中に何度となくご家族様がチェックしに来られましたが、このようにコーキング処理をしていますから大丈夫ですよ!と説明をしたらすぐにご安心下さいました。
今日はご利用者様チェックの前にご家族様チェックが何度となくある厳しいお宅でしたが、最終的には全てご納得していただき、『お疲れさん!うちにはドリンクこれしかないんだよ!』と言って『ローヤルゼリー入りのリポビタンD』を下さいました(笑)
それは玄関の下駄箱!
足がご不自由なご利用者様。普段の玄関の移動はいつもこの下駄箱へ手を着かれていたようですが、何度も転びそうになっていたと言うことでした。
反対側の壁は?・・・と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はこのお宅の玄関の反対側の壁・・・物置にはいるための扉が付いているために手すりを配置することが出来ない箇所でした。
安全に握っていただくために、下駄箱よりも若干前に棒が来るように金具位置を設定しました。
普段はこういう取付け方をするための金具ではないのですが、応用編とも言うべき方法ですね。
浴室の中です。今はやりのユニットバスです。新築して間もないお宅だったのですが、どこにも手すりが付いていませんでした。
健常者であっても、濡れた手で壁を触ると『つるっ!』となって大変危険!これを回避するためにシャワーまでの動線と、浴槽へ入る時と出る時に掴まりやすい位置に手すりを新設させていただきました。
ご家族様が一番心配されていたのは、取付後に水が壁の中に入らないかどうかのこと。
自分の施工中に何度となくご家族様がチェックしに来られましたが、このようにコーキング処理をしていますから大丈夫ですよ!と説明をしたらすぐにご安心下さいました。
今日はご利用者様チェックの前にご家族様チェックが何度となくある厳しいお宅でしたが、最終的には全てご納得していただき、『お疲れさん!うちにはドリンクこれしかないんだよ!』と言って『ローヤルゼリー入りのリポビタンD』を下さいました(笑)
2010年04月30日
2010年04月29日
心待ちにされている方の為に Part 2
午前中に大雨のために一時取りやめていた手すり工事の現場。午後からはいい天気だったので魂の施工を実施して参りました(^^) ご利用者様のお宅にはGWの初日と言うこともあり、お孫さんを連れたご家族がお越しになっており、大変非議やかでした。

ご自宅の門扉へたどり着くまでのチョット下階段部分。転倒防止の意味を兼ねての設置でした。

新築のお宅だったので、取付工事には気を使いました(^-^)

これは、玄関から門扉方面のポーチへ降りてゆくための階段部分。
穴があいている箇所が何ヶ所かありますよね。恐らくは、新築工事の時に外構工事屋さんがブロックを積み、その中へ手すりを入れ込んで固定できるようにしておいてくたのだと思われます。

先ずは、平行などの高さを考慮した手すりの部材をカットして仮置き。イメージを作ります。折角の新築のお宅を汚してはいけないと、後から打つコンクリート漏れが予想される範囲をしっかりとビニール養生しました。

コンクリートは『速乾性タイプ』の物を利用しました。完全乾燥には数時間を要しますが、1時間以内でほぼ固まるため、設置工事が終わる頃には手すりを使うことができるからです。
工事最中には、色々な道具やコンクリートを混ぜ合わせている作業内容を、ご利用者様チェックかのようにお孫さんが脇でジィ~っと見ていました(笑)
そして、本当のご利用者様チェック!
『綺麗に仕上がっているね。色合いも丁度いいわ!』とご納得いただきました。 天気が悪く、一時は他の日へ延期か?と思われた現場でしたが、午後から天気が回復して予定通りに作業が行えたことでご利用者様にもいち早く安心と安全をお届けすることが出来ました。
ご自宅の門扉へたどり着くまでのチョット下階段部分。転倒防止の意味を兼ねての設置でした。
新築のお宅だったので、取付工事には気を使いました(^-^)
これは、玄関から門扉方面のポーチへ降りてゆくための階段部分。
穴があいている箇所が何ヶ所かありますよね。恐らくは、新築工事の時に外構工事屋さんがブロックを積み、その中へ手すりを入れ込んで固定できるようにしておいてくたのだと思われます。
先ずは、平行などの高さを考慮した手すりの部材をカットして仮置き。イメージを作ります。折角の新築のお宅を汚してはいけないと、後から打つコンクリート漏れが予想される範囲をしっかりとビニール養生しました。
コンクリートは『速乾性タイプ』の物を利用しました。完全乾燥には数時間を要しますが、1時間以内でほぼ固まるため、設置工事が終わる頃には手すりを使うことができるからです。
工事最中には、色々な道具やコンクリートを混ぜ合わせている作業内容を、ご利用者様チェックかのようにお孫さんが脇でジィ~っと見ていました(笑)
そして、本当のご利用者様チェック!
『綺麗に仕上がっているね。色合いも丁度いいわ!』とご納得いただきました。 天気が悪く、一時は他の日へ延期か?と思われた現場でしたが、午後から天気が回復して予定通りに作業が行えたことでご利用者様にもいち早く安心と安全をお届けすることが出来ました。
2010年04月29日
2010年04月29日
突然の雨に・・・
本日は外部手すりの施工予定日でした。
準備万端で出かけたのに・・・。

昨日の夜に積み込みしておいて朝一で現場へ出かけたら・・・突然の雨(泣)


予定ではこの場所に外手すりを設置する予定でした。お施主様にご相談して本日は延期と言うことになりました。
自然には勝てないので仕方ないですが、連休に入ってしまうし・・・。段取りが狂っちゃいました(大泣)
準備万端で出かけたのに・・・。
昨日の夜に積み込みしておいて朝一で現場へ出かけたら・・・突然の雨(泣)
予定ではこの場所に外手すりを設置する予定でした。お施主様にご相談して本日は延期と言うことになりました。
自然には勝てないので仕方ないですが、連休に入ってしまうし・・・。段取りが狂っちゃいました(大泣)
2010年04月27日
斜めも!出っ張りも!何でも来い!?
今日は肌寒い雨降りの陽気になってしまいましたね。体調を崩されたもいらっしゃるかも知れませんね。そんな方がいらしたら今夜は暖かくしてねて下さいね。
さて、本日は雨だったんですが、安心・安全な生活を少しでも早くして欲しい!というご利用者様からの願いもあり、魂の施工を実施して参りました。

先ずは浴室。一般的な浴室よりも大きいサイズ。脱衣室から浴室へ入るところには段差がありました。
手すりを付ける前には恒例のビニール養生。コンクリートに穴を開けられるドリルも写っていますね。

左側の横手すりは脱衣場からシャワー前までの移動に利用するために設置されています。
シャワー上から右へ伸びている逆T字型の手すり・・・。横型は座わった位置から立ち上がるために便利なように設置。縦型は浴槽ふちをまたぐ時に転倒しないようにするための物です。

廊下に沿っても手すりを配置しました。もちろん転倒防止の目的です。
なるべく連続性があるように取り付けて欲しいとのご依頼がありましたので、今回は普段あまり使わない取付金具を利用しました。

これは、柱の出っ張り部分を利用して取り付ける金具です。これを利用すると、容易に和風のお宅の廊下でも連続手すりが取り付けられます。

kなぐを下から覗くとわかりやすいですね。平行な面でL型に金物が作成されているので、壁の隅でも対応が可能なのです。

玄関へも今回は特別な金物を利用しました。写真では斜めに取り付けられている手すり部分です。

正面から見ると斜め度合いがわかりやすいかな?

この金物・・・柱の内側で取り付けられるのと同時に、金物の根本が360度クルクル回るように出来ています。だから、ある程度の角度が必要な箇所に設置する時に利用すると便利です。
ご利用者様のお体の状態にも寄りますが、玄関は玄関、廊下は廊下として横型を1本づつ取り付けることもありますが、まだ足が比較的健常のな場合は、こういった形で取り付けることもあります。
さぁ~て!恒例のご利用者様チェックです。一番気に入っていただけたのはお風呂・・・「いやいや!楽だわ!」と一言。そして次いで玄関へ・・・。斜めの角度を「きつくないいかい?」と施工中にも気に掛けていたご利用者様・・・。触ってみて一言!「あれ?思ったのと違うね!いいあんびゃ~だよ!」とにこやかにお話し下さいました。
帰りがけ、「雨の中ご苦労さんね!」と言ってクッキーの詰め合わせを下さいました。帰ってから暖かい紅茶と共にいただいたのは言うまでもありません(^^)
さて、本日は雨だったんですが、安心・安全な生活を少しでも早くして欲しい!というご利用者様からの願いもあり、魂の施工を実施して参りました。
先ずは浴室。一般的な浴室よりも大きいサイズ。脱衣室から浴室へ入るところには段差がありました。
手すりを付ける前には恒例のビニール養生。コンクリートに穴を開けられるドリルも写っていますね。
左側の横手すりは脱衣場からシャワー前までの移動に利用するために設置されています。
シャワー上から右へ伸びている逆T字型の手すり・・・。横型は座わった位置から立ち上がるために便利なように設置。縦型は浴槽ふちをまたぐ時に転倒しないようにするための物です。
廊下に沿っても手すりを配置しました。もちろん転倒防止の目的です。
なるべく連続性があるように取り付けて欲しいとのご依頼がありましたので、今回は普段あまり使わない取付金具を利用しました。
これは、柱の出っ張り部分を利用して取り付ける金具です。これを利用すると、容易に和風のお宅の廊下でも連続手すりが取り付けられます。
kなぐを下から覗くとわかりやすいですね。平行な面でL型に金物が作成されているので、壁の隅でも対応が可能なのです。
玄関へも今回は特別な金物を利用しました。写真では斜めに取り付けられている手すり部分です。
正面から見ると斜め度合いがわかりやすいかな?
この金物・・・柱の内側で取り付けられるのと同時に、金物の根本が360度クルクル回るように出来ています。だから、ある程度の角度が必要な箇所に設置する時に利用すると便利です。
ご利用者様のお体の状態にも寄りますが、玄関は玄関、廊下は廊下として横型を1本づつ取り付けることもありますが、まだ足が比較的健常のな場合は、こういった形で取り付けることもあります。
さぁ~て!恒例のご利用者様チェックです。一番気に入っていただけたのはお風呂・・・「いやいや!楽だわ!」と一言。そして次いで玄関へ・・・。斜めの角度を「きつくないいかい?」と施工中にも気に掛けていたご利用者様・・・。触ってみて一言!「あれ?思ったのと違うね!いいあんびゃ~だよ!」とにこやかにお話し下さいました。
帰りがけ、「雨の中ご苦労さんね!」と言ってクッキーの詰め合わせを下さいました。帰ってから暖かい紅茶と共にいただいたのは言うまでもありません(^^)
2010年04月27日
2010年04月24日
段違い平行棒?
今日はなんだか肌寒い、晴れたり、曇ったり、はたまた雨が降ってきたりとなんだか本当に4月なんだろうか?と思うくらいの天気でしたね。
来週には5月だというのに、まだまだ本格的な『春』を感じられない今日この頃・・・。今日は以前ショップA様のご依頼でお伺いしたお宅から追加の手すり工事依頼があり、作業して参りました。

可愛いわんこの置物がお留守番絵おしているこのお宅。足のご不自由なご利用者様にとっては、安全に玄関から外へ出るための転倒防止を目的とした手すりが欲しいとのご依頼でした。

写真を見ていただくとお判りの通り、横型に手すりが2本付いています。手前の一本は労間高さを基準としたもの。奥の一本は玄関の靴脱ぎ部分の高さを基準としたのもです。
まるで段違い平行棒のようになっていますが、それぞれの高さにはしっかりとした意味があります。
恒例のお施主様チェック!使い慣れ始めた4点足の杖を突きながら玄関到着!そして靴を履く動作チェック!『おぉ~、調子いいやぁ~(笑)』とのお言葉。今日もなんとか無事にご利用者様に安心と安全をお届けでしたようです。
来週には5月だというのに、まだまだ本格的な『春』を感じられない今日この頃・・・。今日は以前ショップA様のご依頼でお伺いしたお宅から追加の手すり工事依頼があり、作業して参りました。
可愛いわんこの置物がお留守番絵おしているこのお宅。足のご不自由なご利用者様にとっては、安全に玄関から外へ出るための転倒防止を目的とした手すりが欲しいとのご依頼でした。
写真を見ていただくとお判りの通り、横型に手すりが2本付いています。手前の一本は労間高さを基準としたもの。奥の一本は玄関の靴脱ぎ部分の高さを基準としたのもです。
まるで段違い平行棒のようになっていますが、それぞれの高さにはしっかりとした意味があります。
恒例のお施主様チェック!使い慣れ始めた4点足の杖を突きながら玄関到着!そして靴を履く動作チェック!『おぉ~、調子いいやぁ~(笑)』とのお言葉。今日もなんとか無事にご利用者様に安心と安全をお届けでしたようです。
2010年04月07日
わんこのいるお宅にて
本日は天気が怪しかったですが、なんとか午前中は持ったのでご利用者様のお宅へ伺い『魂の施工』です。
場所は富士市内。お庭に放し飼いのワンちゃんがいるお宅でした。
ワンちゃんの写真を撮ろうと思ったんですが、何せすばしっこい!犬種はビーグル。なかなかなつっこい可愛らしいヤツでした(笑)
ただ、何をどう勘違いしたのか・・・このワンちゃん!私の道具箱にマーキングをしてくれるというハプニングが・・・(泣)朝からそんなこんなのスタートでした(^-^)

お庭がとにかく広いお宅。正面の門を開けてからしばらく歩きます。そこにお決まりのように階段が・・・。
これではご利用者様も大変。ということで外手すりを付けることになりました。

これは手すりの棒を固定するための受け座。実は床に相当する部分が微妙に斜めになっていたので、傾斜でも取付が可能なタイプの受け座を用意。
水平機でしっかりと垂直を確かめてから取り付けました。

正面の門扉を開けてからの階段方面はこんな感じに見えます。

そして、室内へ・・・。
トイレの中にはL型です。タイル下地だったので、養生をしっかりしてから取り付けました。

そして、トイレは入り口には足の不安定なご利用者様のために縦型も設置。一歩一歩確実にという安全性を確保するための縦型手すりです。

室内は基本的に杖あるいは歩行器での移動がメインなんですが、トイレ・脱衣室・洋室とお部屋が連なっているところは階段などもあり歩行器などでは移動しにくいことが想定されました。
そこで、廊下にも横型を設置。脱衣室の扉を安全に開け閉めするため、脱衣室側の部分はL型で折り上げました。
ご利用者様チェックと行きたいところでしたが、ご本人様はまだ入院中でしたので、退院されてから再度チェックをしていただくことになるかと思います。
場所は富士市内。お庭に放し飼いのワンちゃんがいるお宅でした。
ワンちゃんの写真を撮ろうと思ったんですが、何せすばしっこい!犬種はビーグル。なかなかなつっこい可愛らしいヤツでした(笑)
ただ、何をどう勘違いしたのか・・・このワンちゃん!私の道具箱にマーキングをしてくれるというハプニングが・・・(泣)朝からそんなこんなのスタートでした(^-^)
お庭がとにかく広いお宅。正面の門を開けてからしばらく歩きます。そこにお決まりのように階段が・・・。
これではご利用者様も大変。ということで外手すりを付けることになりました。
これは手すりの棒を固定するための受け座。実は床に相当する部分が微妙に斜めになっていたので、傾斜でも取付が可能なタイプの受け座を用意。
水平機でしっかりと垂直を確かめてから取り付けました。
正面の門扉を開けてからの階段方面はこんな感じに見えます。
そして、室内へ・・・。
トイレの中にはL型です。タイル下地だったので、養生をしっかりしてから取り付けました。
そして、トイレは入り口には足の不安定なご利用者様のために縦型も設置。一歩一歩確実にという安全性を確保するための縦型手すりです。
室内は基本的に杖あるいは歩行器での移動がメインなんですが、トイレ・脱衣室・洋室とお部屋が連なっているところは階段などもあり歩行器などでは移動しにくいことが想定されました。
そこで、廊下にも横型を設置。脱衣室の扉を安全に開け閉めするため、脱衣室側の部分はL型で折り上げました。
ご利用者様チェックと行きたいところでしたが、ご本人様はまだ入院中でしたので、退院されてから再度チェックをしていただくことになるかと思います。